「何してるの? 偶然だね
こんなところで出会えるとは
思わなかった」
なんてね 本当は君がよく来ることは
知らないふりして
この帰り道 ちょっと遠回りすれば
君もきっと気に入る そんな場所がある
砂を蹴って 追いかけて 笑ってまた歩いて
疲れたら 腰おろして 街眺めよう
今日こそは伝えようと思ったことも
それを言えば消えてしまいそうで・・・
心の中で 愛してるって 何度叫んだって
それだけじゃ 押さえきれなくなるよ
君はひょっとしたら 気づいてるの?
街が夜にとけていく中で
「そろそろ帰るね」
と言ったと同時に 君の握り
「聞いてほしい」
この気持ちは愛してるっていう言葉だけじゃ
本当のとこの これっぽっちしか
伝わらない気がするよ
もう少しだけ一緒にいよう
言葉はいらない 握り返して
くれた手だけで
夜にとけた街を眺めたまま 眺めたまま
このままで 今は このままで