ずっと嫌いだったんだ 赤坂千穂
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ソフィアは大親友。
最近は一緒に遊んでないし、喋ったりもしない。
大親友だった、かな。
私はソフィーナ。
名前が似てることで友達になったんだけど、それから仲が良くなって…。
一緒にいたのが当たりまえだったんだよね。
でも、同士で本音を言い合って「べったりしすぎていた」ことから
離れていったんだ。
正直言ってみたらソフィアが好きじゃなかったし、なんか重い荷物が下ろせた感じがしたんだ。
…キンコーン
チャイムとともにソフィーナが起き上がり、パンを口に押し込んだ。
「遅刻、遅刻するよ~~!」
バサバサと音を立てて制服を着、家を出た。
学校につくと、現在仲良しなマリアがこう言った。
「オハヨ!相変わらずギリギリだねぇ~~」
口を押えながらそういった。
「おはよ、朝からそれはないでしょ、マリア。」
ごめん、と口走って改めた。
「あのさー、今日私の家来ない?猫のみゃーもいるんだ。」
ソフィーナはふっと息を止め、口を押えた。
「ごめんなさいっ、私、猫アレルギーなんだ。
それに、あたし頭悪いからテスト勉強しときたいんだー( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \」
鼻をムズムズさせながらそういった。
次の日だ。
「えー、今日はテストがあるといったが、明日に変更する。よろしいな」
ソフィーナはぐったりと机にもたれかかってこういった。
「そんな~~…めっちゃ勉強したのに忘れちゃう…!」
キーンコン
「休み時間だー!いぇーーーーー」
浮かれた男子の声が聞こえる。
「最悪だよ、マリア~~。今日遊ぶ予定だったのに…。」
マリアはソフィーナの背中をそっとさすってやった。そして
「また明日あそぼーな?」
といった。
マリアの瞳を一直線に見つめ、うん、と約束をした。
だが、次の日。
「最低だよねー、まじで。」
ソフィーナを見ているマリアの目は、ブルーでかちりとしていた。
「どうしたの?アリーのこと?」
ソフィーナはマリアの回答であきれたのか、マリアから目をそらした。そして言った。
「あんただよ、ソフィーナ。確か、猫アレルギーだっていたよね。
それが昨日、読めない本を校舎裏に置いといてってマッカーサー先生から言われたんだ。
そしたら、野良猫にやさしく当たってたあんたを目撃したんだよ!
ショックで本を落としたら、あんたが言ったんだ…」
―元気?マリアちゃん。可愛いよ、この猫―
「ってね。もう私はあなたの家には行きたくないので嘘をついたんです、って言ってんの?ウザッ」
ソフィーナはサワーチップスを開け、平然とした顔つきで言った。
「最悪。勘違いでしょ?たまたま私のドッペルゲンガーが私の学校にいたのよ。すごくね?」
ソフィーナはマリアに近づき、そのマリアの手の上にサワーチップスを1・2枚置いた。
そのチップスを食べてこういう。
「違うね。服はあんたのお気に入りの服装だったし、シャツのタグに名前を思いっきり書いてたし。」
ソフィーナは、
「私が全部謎を解かす~!」とか言いながら早退していった。(腹痛仮病で)
ソフィーナは車へ乗り込んだ。
交差点まで来たとき、あっと声を上げた。
そこには信号待ちの自分の姿が映っていた。
「き、気持ち悪い!」
すると、"自分"が自分を見ていたことに気が付いた。
電話がかかってきた。
「もしもし?5分後に私が交通事故にあっちゃうの。」
その声は、ソフィーナだった。
「私?」
「うん。だから、ちょっと今から私が運転するから消えてね。3,2,1」
earthisfinish
セカイヮオワリ