こんにちは
7月も最後の日となりました。
迷走台風がまだウロウロしているようですが、
皆さまの地域は大丈夫でしょうか
先日(29日) 桜川市雨引観音(あまびきかんのん)へ行ってまいりました。
雨引観音は筑波山地(山塊)とも言いますが
1000m未満の低山が筑波山(877m)を主峰として
北部~西部~南部~南東部へと連なっています。
北部の山は・・・
北から 御獄山 雨引山 燕山 加波山 丸山 足尾山 キノコ山 弁天山
筑波山の順に連なり
雨引山(あまびきさん)は筑波連山の北部の山の一つにあります。
山の中腹に坂東三十三観音霊場の雨引観音(楽法寺)
麓に雨引千勝神社があり、関東ふれあいの道コースになっています。
では≪薬井門≫ 俗称 黒門から・・・
関ヶ原の戦い(1600年)以前は真壁城の城門であったものを
平成11年に燈道入り口に移転 修復したものだそうです。
文政4年(1821年)より1年2ヶ月の歳月を費やして完成した
大石段は145段あります。
この石段は厄除けの石段と言われ
一段一段登るごとに「南無観世音菩薩」と称号を唱えて登れば
145段で登りつめた時 厄が落ちると言われているそうですよ。
石段の両側には10種300株のアジサイが植えられているのだそうで・・・
毎年6月10日~7月20日「アジサイ祭り」が開かれています。
今回は訪れた時期が遅かったので、もうお花は終わっていましたが、
何人かの方がアジサイの選定を行っておりました。
来年もきっと綺麗なアジサイがお出迎えしてくれることでしょう
石段の上には立派な仁王門が見えます。
≪雨引観音仁王門≫
江戸時代の製作 県指定文化財です。
2階造りの採色が華やかで見事な門でした。
仁王門の横には石垣が積まれていました。
石垣の上に見える建物が数珠やお守りを売っている売店で
トイレもここにあります。
≪地蔵堂≫
≪鐘楼堂≫
≪手水舎≫
仁王門をくぐるとすぐに手水舎がありました。
ここからまた階段を登ります
階段を登っている時に こんな景色が見えました。
位置的に手前の山が燕山(701m)、奥に見えるのが加波山(709m)だと思います
≪本堂 観音堂≫
ご本尊は「延命観音」 雨引観音と呼ばれ、
中国から帰化した法輪独守居士が587年に開山したと伝えられている古刹です。
聖武天皇、光明皇后の帰依が厚く、その後 弘法大使によって
真言宗の道場となりました。
現在は「安産 子育て」の霊場として広く知られる関東屈指のお寺だそうです。
サクラの名所でもありますので、 桜祭りは 例年4月上旬~中旬
河津ザクラは3月中旬に見ごろを迎えるそうですよ。
≪多宝塔≫
ご祈祷に向かう僧侶の皆さまです。
紫色の衣の大僧正様は
私のシャッターチャンスが悪くて写りませんでした(´・ω・`)ショボーン
≪売店≫ 茨城名産のお土産品がありました。「水戸の梅」とか・・・
白餡と求肥を赤紫蘇で巻いたお菓子ですよね。
≪売店≫ こちらの売店は数珠やお守りなど
お寺ならではのお品が並んでいました。
仁王門の石垣の上に見えていた建物です。
ニワトリと孔雀の放し飼い
「天然記念物」 日本鶏 とっても美しい鶏でした。
孔雀
どちらもお行儀が良くて・・・
決まった場所から動こうともせずに羽繕いをしてました。
駐車場に続く道へ
道に覆いかぶさるような巨木。。。
その根元はすごい迫力で・・・
鬼のような顔に見えませんか
鬼といえば
毎年4月の第2日曜日に「マダラ鬼神祭」が開催されるそうです。
マダラ鬼神祭とは
戦国時代に雨引観音が焼失した際に、夜ごと仮面をかぶった職人たちが
本尊を再建したという言い伝えを起源として毎年行われているお祭りです。
駐車場から
雨引山(あまびきさん)409,3メートル
静かでとっても心が落ち着く霊場でした。
アジサイの咲くころにまたお訪ねしてみたいです。
雨引山へ向かう途中でこんな不思議な形の雲が・・・
何に見えますか?
切り取ってみました。
ポケモン(お魚のモンスター)みたいな
昨日は北海道地図のような雲にも遭遇、写真はないけど
雲も気にして見てみると、楽しいですね~
それでは今日も良い一日となりますように