私がこのブログを書こうと思ったきっかけは、自分の気持ちを記録したいと思ったからだ。

自分の気持ちを客観的に見たり、どんな変化があったのかを知りたかった。

私のブログを見て、いろんな気持ちになる人がいると思う。


ひとくちに「ひきこもり」といっても、いろんな性格や年齢や環境などでさまざまだと思う。


私が月に1回通っているフリースペースの親の会だけでもいろんな人がいる。

だから、我が家の状態を批判する権利など誰にもないと思う。


私も望んで家から出たのではない。

家から出ずに、息子がどうにか元気になる方法はないかといろんな所に相談して、あがいてきた。

でも、家族だけでの解決は難しく、親子が一緒にいることによって、息子の精神状態も悪くなっていき、主従関係ができてきて、息子の奴隷のような生活に私達夫婦はなっていった。

息子は、私達が食事や睡眠をとることも許さなくなっていき、あのまま一緒に暮らしていたら、誰かが命をおとしていたと思う。


いろいろな批判をされると、今までの私なら気持ちがぐらついて、自分への罪悪感でいっぱいで押し潰されそうになり、家に戻っていたと思う。


でも、いろんなことをこの13年経験して、今はこの形が我が家の家族のための最善策だといえる。

だから、何も知らないひとに中傷されるのは本意ではない。


私も他人の事を簡単に中傷する人にはならない。

だって、その人の気持ちは本人にしかわからないから。

闘病している人にもひどい事を書いてる人がいる。


もっとあたたかい人になってほしい。


自分の子供がひきこもりになったら、それは全部、100%親の責任なのか?


私はそうではないと思う。

私が苦しかった時「この世にこんな家は我が家だけではないのか」と真っ暗闇だった。

でも、今このブログを読んで、誰かが自分だけではないと思って、ほんの少しでも元気を出してくれたら、このブログは意味があるし、私はそう願っている。


先の事は誰にもわからないけれど、私は息子の事を放棄したわけでもなく、未来をしんじている。

前を向いて生きていきたい!