真っ赤なたくさんのばら、大きなリボンの花束を抱えてご挨拶する咲ちゃん・・

お花渡しは、愛月ひかるさん・・

愛月ひかる - Wikipedia

 

「卒業する今、我が宝塚人生に一つの悔いもありません、と強く言いたいところですが、

私には、後悔も、諦めきれなかったこともあります。」

 

「やっぱり、仲間がいたから、誰かのために強くなりたいと思ったから、
あなたの笑顔が見たいと思ったから、」

 

文章にすると、あたりさわりのない言葉だけど・・

あきらめきれなかったこと・・って?

入団のきっかけ、憧れのオスカル様を演じなかったことととらえることもできるかも・・

 

でも

咲ちゃんの表情と声で聴くと・・悲しいできごと・・週刊誌報道ではあるけど

悲しみに沈む組子たちのため

劇団上層部に勇気ある行動をとったという咲ちゃんの姿と重なって

 

「誰かのために強くなりたいと思ったから」で

 

泣いてしまった・・。

 

トップは、組子みんなを大事に愛する心があってこそ・・・

その姿を体現していた咲ちゃん・・感謝と共に幸せをお祈りします。

 

ご卒業される皆さんの挨拶も暖かく心に残りました・・

有栖妃華ちゃんはオスカルの言葉をアレンジして今の気持ちを伝えてましたね。

懐かしかったので ベルばらめくってみました。

 

原作より・・(「アンドレ この戦闘が終わったら結婚式だ」のあとの言葉)

 

「さらば!もろもろの古きくびきよ 二度と戻ることのないわたしの部屋よ 父よ 母よ・・

さらば 王太子殿下 内親王殿下 愛をこめつかえたロココの女王 うるわしき愛の女神よ

さらば さら・・ば・・フェルゼン伯・・!」

 

ご卒業された、野々花 ひまりさん. 希良々 うみさん. 有栖 妃華さん. 聖海 由侑さん. 

2024年10月13日(雪組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付、 

集合日退団された 一禾 あおさん、 清見 ひかりさんの幸せをお祈りします。

 

宝塚歌劇団、雪組トップスター・彩風咲奈が卒業 「幸せな気持ちでいっぱい」すがすがしくあいさつ(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

 

より

「宝塚歌劇団・雪組トップスターの彩風咲奈が13日、東京宝塚劇場でサヨナラ公演「ベルサイユのばら フェルゼン編」の千秋楽を迎えた。入団18年目、トップ就任から約3年半での卒業となった。 

 最後の大階段を緑のはかま姿で降りた彩風。

「卒業するいま、一つの悔いもありません、と強く言いたいところですが、諦めきれなかったこともあります。」そんな自分自身の弱さと1人では向き合うことはできませんでした。仲間がいたから、誰かのために強くなりたいと思ったから」などと感謝した。  「お別れするのは寂しいです」と言いつつ、湿っぽさはなく、終始、すがすがしい表情。その理由として「私は宝塚人生の最後に、つないでいく美学という、とてもすてきな宝物を見つけました。愛する宝塚は次の時代へとつながっていく。そのバトンを渡す1人になれたこと、これからも、この場所で愛する人たちが生き続けるのだと思うと、幸せな気持ちでいっぱいです」とあいさつした。 その後に行われた記者会見では最初に「卒業させていただきました」と取材陣に“報告”。「宝塚は私の全て。男役も私の全てだと実感する毎日でした。実は今でもまだ(男役は)完成型ではない。やっぱり私は終わりを目指してるんじゃない。自分の人生で目標を見つけ、男役の先に進んでいきたい」と気持ちを語った。そして「私は本当に格好いいトップではなかった。雪組のみんながいたから、ここまで歩んでこられた」と改めて感謝。退団後の予定に関しては「何も決まっておりません」と答えた。」

 

 

雪組 東京宝塚劇場公演【彩風咲奈 退団】千秋楽 | ニュース | 宝塚歌劇公式ホームページ (hankyu.co.jp)

 

より

「10月13日(日)、雪組東京宝塚劇場公演 三井住友VISAカード シアター 宝塚グランドロマン『ベルサイユのばら』-フェルゼン編-が千秋楽を迎えました。

雪組トップスター彩風咲奈が、東京宝塚劇場での最後の舞台に立ち、客席からの温かい拍手に包まれながらその幕を下ろした後、引き続き、記者会見を行いました。   


彩風咲奈
「今、宝塚歌劇団を卒業いたしました。皆さまには心から感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。」

Q. 自身にとって「宝塚歌劇」とは?
A. 最後の公演を終えた今も、いつも通り一つの作品の千秋楽を終えたような気持ちですが、だからこそあらためて、私の心と体のすべてなのだなと思います。

Q. 今日の公演を振り返って
A. この景色を心に焼き付けよう、お客様お一人おひとりのお気持ちを全部受け止めようと思っていましたが、お芝居は作品に集中しておりましたし、サヨナラショーも一つのショーをやり遂げている気持ちでした。そして階段下りのあとご挨拶をさせていただく時にもやはり最後という感じがしませんでした。それは、これまで応援してくださった皆さまや雪組の仲間と繋がった絆はずっと続いていくという想いがあるからだと思います。

Q. 男役として目指してきたものは?
A. 最初はオスカルに憧れて、オスカルのような男役になりたかったのですが、色々な自分を知ってどんな男役にもなれるという可能性をたくさん見つけました。実は今でもまだ完成形ではないと思っています。今日で男役は最後になりますが、私は“終わり”ではなく、“終わりのないその先”をずっと目指してきたのだと思います。

Q. 『ベルサイユのばら』の名曲と、最後に歌う「宝塚我が心の故郷」に込めた想い
A. 『ベルサイユのばら』の世界の中で歌う曲は、自分が憧れ続けていた気持ちや役の気持ちといった、様々な感情が入り混じっておりました。

 

今回、新たに作っていただいた「セラビ・アデュー」という曲の前がバスティーユの場面なのですが、今日も花道から見ていて“みんなの魂がここにある”と強く感じました。

 

フェルゼンとして歩きながらも、みんなの熱い魂とお客様の温かいお気持ちがずっとここに在り続けることを

私は絶対に忘れないという想いで歌わせていただきました。

 

そして、「宝塚我が心の故郷」を歌って卒業させていただけることは本当に幸せで、「何故 人は 汝(なれ)にのみ 憧る」という歌詞がありますが、憧れはずっと続いていくんだな、宝塚に憧れたあの時の気持ちは進化しながらも変わらないんだな、という想いで、毎日、宝塚が大好きだという気持ちで歌っていました。

Q. 雪組生へのメッセージ
A. みんながいたから、ここまで歩んでこれました。上級生から最下級生まで、一人ひとりの真っ直ぐな気持ちを心から信じていますので、ずっとずっとみんなのことを応援していますし、何の心配もありません。私が愛し、信じた人たちがこれからも雪組の舞台をつくり続けてくれると思うと本当に幸せで、これからもずっと、雪組ファンであり続けます。」

  宝塚ホテルのこのパネルは今はもうないのですね・・。