6/13に炎上したミセスグリーンアップルの「コロンブス」MV問題。

(光さんはミセスの「僕のこと」で踊ってたし、まどかちゃんも「ダンスホール」歌ってました。

どちらも大好き)

 

すぐに大森さんが謝罪コメントを出し、ミセスへの批判は沈静化しました。

 

人が亡くなられた宝塚のパワハラ問題とは違うところもあるでしょうが

宝塚もこのように「すぐに心から謝罪する姿勢」を見せていたなら、

 

NHKで宝塚番組は放送されない・・新聞で批判的に報道される・・

世間的に「宝塚って新興宗教的なクレージーな面がある反モラル団体だったのか・・」

という目で見られてしまう・・

なんてことはなかったと思います。

 

「コロンブスMV炎上」についてこちらにまとめてある記事がありました。

ミセスの「コロンブス」MV炎上であらためて考えるべき、アーティストを担ぐ組織の責任(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース

より

人間誰しも間違いは犯すものです。

 

その間違いを早期に指摘してくれるファンがいること、

 

そしてその間違いから学んで次に進むことを信じて応援し続けてくれるファンがいることは、

 

これだけ炎上が起こりやすい時代においては、最も重要なことだと言えるかもしれません。」

 

この記事で特に印象に残っているところです。

 

ミセスファンの中にも、

宙組ファン(一部?)と同じように批判に立腹し、ミセス擁護な書き込みを

する人たちもいたようですが、

多くのファンはこのPVの問題をきちんと指摘していたことに感心します。

 

テレビ局は、12日のニュースなどでこのPVをたれ流していたというのに・・。

 

ニュースになった後で、このPV見たのですが、類人猿が人力車を引かされ、

ベートーベンに扮したミセスのメンバーがムチをふるっているように見えるのが

いやだなあと思いました。

良く見たら、ムチじゃなくてタクトとわかりましたが・・。

他にも、軍隊の訓練をしているようにみえるシーン?類人猿のドラマ、コロンブスの卵のシーンでも

ミセスの3人は傲慢な態度にしか見えず・・

 

ラストは、類人猿の家を去る、ミセスの3人の後ろ姿・・

ここで類人猿たちが、襲い掛かってくるオチでも

あるのでは・・と思ったけどナシ・・

大森さんの謝罪コメントによればワクワクするPVにしたかったらしいのですが、ワクワクできませんでした。

 

ミセスの「コロンブス」MV炎上であらためて考えるべき、アーティストを担ぐ組織の責任(徳力基彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース

Mrs. GREEN APPLEの新曲「コロンブス」のMVに対する批判が炎上状態となり、その余波が様々な形で拡がっています。

 

今回の問題は、「コロンブス」のMVにおいて「歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現」が含まれていたり、類人猿を使った表現が、差別的な表現に見えるという点が指摘されており、関係者の認識不足や無知が原因といえます。

 

ただ、一方でこうした認識不足や無知を原因とした炎上は、Mrs. GREEN APPLEのようなアーティストだけの問題ではなく、どんな企業や個人にもおこりうる問題でもあります。

 

特に今回の騒動で注意しなければならないのが、批判の矛先がアーティスト個人だけに向かう現在の社会構造です。

私たちは今回のような問題から何を学ぶべきなのか、考えてみたいと思います。

 

公開から半日で炎上し1日経たずにMV削除

まず、今回の問題について詳しくない方に簡単に出来事を時系列でご紹介すると下記のような流れになります。

 

■6月12日 21時 「コロンブス」のMVがYouTubeで公開

 

■6月12日 夜から翌朝にかけて批判的な投稿が増加

 

■6月13日 午前中に様々なメディアが批判を記事化して炎上状態に

 

■6月13日 14時40分頃 MVを公開停止にし、レーベルと事務所連名での謝罪文が公式サイトに掲載

参考:Mrs. GREEN APPLE 「コロンブス」ミュージックビデオ公開停止に関して

 

■6月13日 16時50分頃 Mrs. GREEN APPLE 大森元貴さんによる経緯説明と謝罪文が公式サイトに掲載

参考:Mrs. GREEN APPLE 「コロンブス」ミュージックビデオについて

 

MVの公開から半日ほどで炎上状態になったにもかかわらず、その数時間後にMVの公開停止や謝罪文の掲載を判断したという意味では、非常に素早い対応だったと言えるでしょう。

 

実際に「コロンブス」を含む投稿の推移のグラフを見ると、経緯説明後の18時をピークに投稿数自体は減少傾向になっていることが分かります。」

 

もし、初動の対応が遅くなったり、動画の公開停止や謝罪をせずに言い訳だけをするような対応をしていたら、この炎上がもっと激しくなるリスクがあったのは間違いありません。

 

実際に今回のMVをめぐる騒動については、BBCなどの海外メディアも記事で取り上げており、放置していれば海外からの批判もされていた可能性が高い問題だったと考えられます。

参考:ミセスの〝MV騒動〟を英BBCが報道「世界史を勉強した人は誰もいなかったのか?」

 

そういう意味では、今回のMVについては実際に海外の団体等から問題提起をされる前に削除できたという意味で、本格的な炎上騒動になる前に回避できたという見方もできます。」

 

まず、多くの業界関係者が疑問の声を投げかけているのが、今回の楽曲「コロンブス」がキャンペーンソングとなっていたコカ・コーラ社の対応です。

 

コカ・コーラ社は、今回の「コロンブス」が炎上し、Mrs. GREEN APPLE側が謝罪すると並行してメディアの取材に対して公式コメントを発表、YouTubeなどにアップされた広告素材を削除し、「(今回の)ミュージックビデオの内容に関しては、弊社は事前に把握をしておりません」と、炎上とは無関係であることを表明したのです。

参考:日本コカ・コーラ「いかなる差別も容認していない」、公開停止のミセス新曲めぐりコメント…MV内容事前に把握せず

 

ただ、既に複数の業界関係者が指摘していますが、今回の「コロンブス」はそもそもコカ・コーラ社とのキャンペーンのために書き下ろした楽曲で「炭酸の創造」「飲み干したい」「渇いたココロに注がれる」など、明らかにコカ・コーラを意識した歌詞がちりばめられています。」

「音楽の楽曲制作のような創作行為には、必ず何かしら表現の行き過ぎや批判を受けるリスクというものが存在します。

世界の誰からも批判を受けないように生活しようと思ったら、何も生み出さないのが一番という話になってしまいかねません。

 

アーティストは、そんな「無」から「有」を生み出し、人々に感動や共感を届けることができるからこそ、大きな影響力を持ち、関係する組織にも利益をもたらすことができるわけです。

 

普段、アーティストの活動から恩恵を受けている方々は、こういうアーティストが辛いときにこそ寄り添う姿勢が重要になってくるように思います。

 

アーティストの間違いを指摘し、支えるファンの重要性

なお、今回の騒動でもう一つ明確になったのは、アーティストが間違ったときに指摘し、失敗をした後にも見守って応援してくれるファンの重要性です。

特に今回のMV公開後に、熱心なファンの一部から表現の問題に対する指摘が複数されていたのは重要なポイントだと言えます。

 

ファンであれば許容できる表現であっても、意図が伝わらず海外などから差別的だと批判されるリスクがあるのであれば、長い目で見ればアーティストのためになりません。

 

無条件にアーティストのやること全てを肯定するのではなく、間違えたときに明確に指摘してくれるファンがいるからこそ、Mrs. GREEN APPLE側も批判に対して言い訳をして削除を先延ばしにするのではなく、今回のMVを早期に削除する判断ができた可能性は高いと考えられます。

 

人間誰しも間違いは犯すものです。

その間違いを早期に指摘してくれるファンがいること、

そしてその間違いから学んで次に進むことを信じて応援し続けてくれるファンがいることは、

これだけ炎上が起こりやすい時代においては、最も重要なことだと言えるかもしれません。

 

Mrs. GREEN APPLEがテレビ朝日の「ミュージックステーション」で、6年ぶりの「青と夏」を演奏した後、

「歌が歌える環境に感謝です」 という言葉を残したのが非常に印象的でした。」

 

「ミュージックステーション」私も見たのですが

2曲、ニュースの影響などないように堂々と歌っていた大森さんの表情がふっとゆがみ、

目がうるんでいるように

見えました・・本当に反省しているんだなあと思いました。

 

光さんとまどかちゃんと関係ある曲を作った人がきちんと反省する姿を見せてくれて

ほっとしました。