宝塚花組の「アルカンシェル」 は、エンタイテイメント、娯楽のお芝居・・

 

とは思いつつも、銃撃戦のお芝居にはどうしても現実の戦い(映画でしか知らないけど)を重ねて見てしまう。

 

ドイツ人、フランス人、個人的には恨みはないはずなのに、

ただ国が違う、敵ということで。権力者が命令すれば、

庶民は、殺しあわなくてはならない・・・恐ろしい現実。

 

少し前の日本でも「戦争反対」と言えば「非国民」と責められた時代があった・・。

そんな歴史がずっと繰り返れ、今も続いている・・。

 

マルセル、ロベール、ポール、ピエール、ダニエル、

みんな、見ず知らずのドイツ兵を殺傷せざるをえない状況だった・・。

ドイツ兵も同じだったわけだけど・・。

 

パリ解放に喜ぶ仲間たちの中で、

マルセルはひとり、苦悩の表情を浮かべているように見える・・。

 

現代のイブが「パリは解放されました・・爆破されることなく、美しい姿を80年後の今に残しています」

と語りながら、マルセルの後ろに行くあたりで、

少しずつ、解放の喜びを表すマルセル・・。

でも、どこかに、苦悩の影が見える・・。

 

「アルカンシェル」はナチスをエンタテイメントとして

扱っているということで批判的な意見もあるようだけど

マルセルの姿から感じるのは、平和の尊さ、争いのない世界への願い。

 

日曜日で、マルセルとはお別れなのですね・・。

 

柚香さんと出会った「ポーの一族」

「終わりがあるから、美しい・・」そう、そうなんだけど・・

柚香さんは「なんの悔いもございません」とか言ってたけど・・

 

さびしすぎる・・。

 

先日録画していた「ポーの一族」終わった後に、

退団記念ブルーレイ Recollections 柚香光 ~思い出の舞台集&サヨナラショー~: ブルーレイ・DVD・CD - 宝塚クリエイティブアーツ公式ショッピングサイト|キャトルレーヴオンライン (tca-pictures.net)

 

の宣伝動画が入っていて・・なんで泣いてしまうのだろうと思いつつ・・見入ってしまった。

サンプル動画|宝塚クリエイティブアーツ公式ショッピングサイト|キャトルレーヴオンライン (tca-pictures.net)

これよりもだいぶ長かった・・。