不正咬合のキロク | Healing Soprano Teresa

不正咬合のキロク

モルモットのくるみ(テディモルモット・オス・3歳9ヶ月)が先週、不正咬合の手術を受けました。

備忘録として残しておきます。

まず、あれ?と感じたのは数週間前。
それまでものすごい勢いで食べていた野菜を食べるスピードがゆっくりになりました。
完食はしていたけれど、この頃から体調を気にして毎日チェックをしていました。

そしてよだれを垂らしたり急激に体調を崩すこともなく、食欲もがくっと落ちることはなかったけれど、ちょうど一週間前にパセリやピーマン、セロリを完食できなくなったことで小動物を得意としている動物病院を受診。

そこで臼歯の一本が伸びすぎており、不正咬合になっていることが発覚しました。

モルモットは齧歯目なので一生歯が伸び続けます。

うさぎと違って内側に伸びていくため、モルモットの不正咬合は予後が良くないと言われることも。

一度不正咬合を発症してしまうと完治するのは難しく、定期的な手術が必要になることも多いとか。

中学生の頃に飼っていた先代モルモットも不正咬合で亡くしたこともあり、くるみを飼い始めてからはとにかくこまめに口元をチェックしていたけれど、さすがに臼歯はわからず。。


幸い少しずつでも食べていたので体重も大幅には減っていなかったこと、年齢的にも全身麻酔に耐えられるだろうとの先生のご判断で、翌日伸びすぎた歯を削る手術を受けました。


手術時間はごく短時間だったそうで、麻酔からも早く覚めましたが、すぐに新しい噛み合わせに慣れるには時間が必要とのことで。


・二日程度で噛み合わせに慣れてきて普段の6〜7割の食欲を取り戻すことができるかどうかが要注意ポイント

・二日経っても普段の2〜3割の摂取量であれば栄養剤の注射が必要なので、すぐに受診すること

・もしかしたらこの先食欲が戻らなければ、強制給餌をしなければならないかも

・恐らく先天性のものではなく、噛みグセによるものだと思うが、これから月に一回の検診が必要。再発していればその都度手術が必要


とのお話がありました。

ここから心配性マックス状態になった私と、意外と淡々としていたくるみの数日間が始まりました(笑)


まず術後は帰宅してからもフラフラしていたり、エサもチモシーもほとんど食べず。

翌日:少しずつ食べ始めたけれど、とてもゆっくりで食べづらそう。野菜はパセリの葉やセロリの葉、レタスの柔らかいところ。

二日目:前日より食べるものの、やはり食べ始める時にうまく角度が決まらずサポートしてやりながら食べさせる。
野菜はピーマンを細く切ったもの、パセリ、セロリの茎つき(細いところのみ)、レタス

三日目:うまく角度が決まるようになり、随分食欲が戻ってきた。野菜はピーマンを前日より太く切ったもの、パセリ、セロリも前日より太い茎つき、人参を細く切ったもの

四日目以降、食欲がすっかり戻り、チモシーを食べるスピードも明らかに速くなり、飛び跳ねるように。野菜はピーマン、パセリ、セロリなどの太めのところ。
ピーマンは半分に切ったものもあっという間に完食!


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ちなみに今もチモシーをムシャムシャ食べています。(写真はピーマンですけれど)

このまま食欲を維持して、3週間後の検診でクリアできると良いのですが。。

食欲の塊のくるみが美味しく沢山食べていけるように、できる限りのことをしていきますグッド!