6月4日の試合をもって今シーズンの全日程が終了し少しのオフ期間に入りました。
まずはじめに今シーズンの結果はトップチーム&セカンドチームともにリーグ優勝、来季昇格という成績でした。
このブログで、以前
「アベック優勝が1つの目標」
と書きましたがその目標が叶いました。この結果、成功体験は素直に嬉しいです。
今思うと、大学時代にリーグ優勝、1部昇格がキャプテンながら試合に関われなく、目標が叶いませんでした。しかしその苦しかった時期から一回り大きくなり環境を変え味わえたことは何か僕の中で大きな変化だと感じています。
僕は後半からチームに加入しセカンドチームからスタートしました。
セカンドチームでは
17節から出場し11試合/990分/7失点
トップチームでは29節の途中から出場し2試合/110分/2失点
という結果です。
よく考えてもらいたいのは僕は大学の4年間、公式戦の出場時間が”0”の選手です。
ドイツに来て約4ヶ月間の試合に出場した1100分は凄くかけがえのない時間、そして成長した時間になりました。
セカンドチームからのスタートでまたセカンドチームか。。正直思いました。しかし、毎日毎日サッカーを中心として動き、誰よりも練習し、生活し、苦しくて寝れない日さえありました。
しかし自分が選んだ道、海外で成長したい。GKというポジションでヨーロッパで開花したい。この思いよりも勝ることはなかったです。
今シーズンで苦しい中でも1番心に残った出来事が1つあります。
それはAチームで試合にデビューした29節のことです。
僕はベンチに座ることができず応援席にいました。はい、もちろんスパイクもグローブも気持ちも準備しているはずがありません。
しかし、トップチームのキーパーが試合中に怪我をしベンチのキーパーがいつまでたっても準備をしません。はい、試合に出ないと言い張るのです。そこで監督は僕のとこに来て「お前だ!」と言うのです。
最初は「嘘だろ?」「何言ってるんだ?」「スパイクもグローブもない」とは思いましたが時間が経つにつれ、、
”これはチャンスだ”
そう思えたのです。
結果は負けてしまいましたが起こりえないことが起きたことにまた1つ ” 動じない心 ”が鍛えられました。
最終節スタメンで試合に出場し、今まで積み重ねてきたことが少しだけですが出てパフォーマンスできたと思っています。
もしかしたら今まで苦しい思いやいろんなことを我慢し積み重ねてきていなかったらチャンスも来なかったし今シーズンにトップチームで試合に出れるなんてなかったと思います。
何があるか本当にわかりません。
もしかしたら今、試合に出れていない人、スタメンを外されてしまった人、怪我をしてしまった人。。。
いろんなシュチュエーションが考えられます。しかし、僕が経験した事は何があってもチャンスは必ず来ます。サッカーの神様は見てくれてます。
このことを伝えたいです。
長くなりましたが今シーズンは終了し来シーズンに向けての準備です。
まずは目標設定ですね。
”Schritt für Schritt ”
”一歩一歩”
Tschüss!
Bis nächste Mal🇩🇪
Yuta Terasawa.