ドリコレ
東北ドリームコレクションに参加してきました！
仙台放送のニャン♡テレの枠からドリコレとコラボするという形で、
力さん脚本演出×高木ユーナ先生キャラデザインの
2.5次元チックな演劇を、
ファッションショーのステージで、つまりはあのランウェイと呼ばれるところでやってきました！！笑
ファッション好きの女性が客層と思われるドリコレで演劇をするという斬新なアイデアに僕たちは誰しもが不安を抱いてはいましたが、
キャラデザインがあがってきたり、
脚本見て、演出を受け、完成がみえてくると、
これはもしかしたらファッション好きの女性にも受け入れてもらえるかもしれない！！
だってやってる僕らが楽しいんだから！
という謎の自信が湧いてきました。笑
そんな自信を東京から仙台まで新幹線で運んで、会場に着くと、再び不安に飲み込まれました！
会場でかすぎ！笑
ムービーングでイケイケな照明！
四つ打ちのビートが鳴り響く空間！！
これだけはわかる！
ここは演劇とかやる場所じゃない！！笑
しかも今回の演劇のテーマは
「アニメ×オタクカルチャー」
いやいやいや、
このイケイケ空間にもっとも不適合な二つの要素。ましてや掛け算。笑
参った。。
自分らが面白いと思っているものが、
全く受け入れてもらえないかもしれないという恐怖。
不安。そんな前日のリハーサル。
(物販の仕込みも自分らで)
そして、当日。
会場に着くと。すでに開場を待つお客さんの行列がみえ、ドリコレへの期待感の高まりを知る。
まずは物販。
演劇の前に物販コーナーで自ら物販を売る作業。
すると、いつも劇場に来てくれる皆様がかなりいらっしゃるではないか！！
ありがたき幸せ。
遥々仙台まで、何をやるかもわからない僕たちの応援に来てくださったのだ。
完全アウェーじゃない！！！！！
ものすごい支えを感じました。
数こそ完敗してますが
戦で、敵軍に忍び込んだ身内の侍を確認した感じ。
安堵。勝機はあるかもしれない、という一筋の光。
そして、裏に戻り準備に取り掛かる我々。
ファッションショーに出ることが初めてなので、ファッションショーの裏側ももちろん初めてなわけだけど、
メイクルームが広い！！
そりゃそうだ、いろんな出演者をメイクしては落とし、メイクするの繰り返しなのだ。
そして、メイクルームには到底同じ人間とは思えないスタイルの良い方々がずらずらといる。絶対ニュータイプだ。
背が高く、すらっとしていて、顔は本当に小さい。それでいて、全員美人。
なんだこれ！！笑
リハーサルで見たイケイケの照明と四つ打ちが鳴り響く会場を闊歩できるモデルさんたちは
こんなにも洗練された方々だったのか！笑
こりゃ、まいったなぁ～。笑
と見慣れない光景にもはや感動しつつも、
この方々とは明らかに違う戦法でドリコレに挑む僕たちは、本当にいい選択をしたんだ。と心から思いました。
あの時の自分、これで良かったんだよ！笑
ますます、自分たちの演劇に勝機を見出して来た中、いざスタート！
紹介VTR中、富くんや小南くんのシーンであがる歓声。おぉ、味方の彼らもやはり凄かった☆さすがモデル出身！！
と、ますます勢いづくメンタル！笑
そして冒頭のキャラ紹介ランウェイ。
初ランウェイに少々緊張しましたが、役になっているという点で救われました。
さらにはファンの皆さんも確認できた点も大きかった。
ランウェイのトップでの素振りホームランの気持ち良さ。異常でした。
そして、いよいよ演劇タイム。
お客さんの反応が聞けるほど、余裕はなかったですが、やれることはやりました。
はけるタイミングで客席からの拍手が多くあったのは覚えています！
そして、演劇を終え、
客席ブースに戻ると
たくさんのお客さんが列をなして待っていてくれた。
感激。
よくあるサクセスストーリーの展開が目の前で起こってるのだから！！
面白かった！続編みたい！
舞台化まってますよ！
などのありがたきお言葉。
ちなみに、今回ドリコレでした演劇
「やっぱり帰宅部！」は
色々な展開があるかもしれません。
舞台化なのか、漫画化なのか、アニメ化なのか…
それのエピソード0的な今回の演劇を観てくれて
続編みたい！舞台化期待！などの言葉を頂けるのはすごく嬉しかったです。
さらに僕たちのことを知らなくて、あの場のあれをみただけのお客さんも、気になって物販ブースまで来てくださって、届いたんだという嬉しさ。
そして、僕たち帰宅部の存続は今回の物販の売り上げにかかっていることを知ったファンの皆様が、何回も並んでたくさんの購入してくださったこと、本当にありがとうございました！！(＞人＜;)
今回の結果は必ずや何かしらの展開をもたらしてくれると思っています！
廃部になりませんように。笑
そして、ホッとして、楽屋に戻ると、
最後の試練が私をまっていた。
用意された洋服を着てのランウェイ。
つまりガチンコのランウェイ。
モデルさんがやるやつ。
さっき言いました。
とんでもないスタイルのニュータイプだからこそなせるランウェイであって、私の様なものが同じ土俵で戦ってはいけない。
しかも、あれだよ？
モデルの仕事なんてしたことないよ？
つまりモデルデビューということだよ？
股下82cmの短足レトロタイプの新人がいきなり歩いていい場所じゃない！
これは何かの間違いだ！！
何度そうおもったか！
そしたらヘアメイクさんが見たこともないくらい繊細な束感で完璧なヘアを作り終えたではないか！
ちょっとかっこいいじゃないか！
一瞬、これならイケるかな？って思っちゃったわ！その気にさせやがって！
とまではふてくされてませんが、ほぼ混乱状態。笑
もう行くしかないのだ！！
用意してくれた服に身を包み、姿見を見る。
うんまぁまぁかっこいいぞ！このやろープロの仕事しやがって！！
まだ続く混乱。笑
ここまでおあつらえ向きならば、こっちも役者としてモデルになりきってやるよー！
プロの仕事してやるぞー！！
さっきまで一緒に戦っていた
富くんや小南は先に歩いて行った。
袖のモニターに映る彼らは、ちゃんとモデルさんだった。キラッキラだった。
そして数人の方々を挟んで俺のターン！！
ズンチッズンチッズンチッズンチッ…
ズンチッズンチッズンチッズンチッ…
ズンチッズンチッズンチッズンチッ…
ズンチッズンチッズンチッズンチッ…
めっちゃ緊張したーーー！！！
なんだこれ！
顔がっちがちだったー！！
表情筋金縛りにあってたー！！
ど素人丸出ししてもーたーー！！！
でも、めっちゃ気持ちかったーーー！笑
そして再び全員でドラクエみたいにスラスラーっとウォーキング。ここでは手を振る余裕が生まれ
よけい、気持ちよかったーーーー！！笑
一流モデルになった気分でした。
冷静に考えてめちゃくちゃ貴重な経験させてもらいました。
そして、フィナーレで全員ドラクエしてステージに大集合。
改めて、ものすごいメンバーの中にいるもんだなと急な冷静。
ここでの経験は本当に刺激的でした。
新しいことへの挑戦は楽しい。
素敵な一日でした。
そしてこのメンバーで戦えた喜び。
みんなお疲れ様！！
また帰宅部として会える事を信じてます！！
しーゆー☆
