クリスマス・年明けのお年賀向けのお菓子作りも完了し、自宅に帰ることができるようになった。

目まい等の体調不良は良くなってきた。ただの寝不足による体調不良だったのか。

 

大晦日の午前、工場の大掃除を行い仕事納め。

パティシエが日頃から工場内を清潔にしてくれていたので早く掃除が終わった。

この時ばかりはパティシエに感謝。

 

今日は早く帰れると、意気揚々と自宅へ帰る。

電車2時間の通勤も慣れたもので、立ったままでも寝ることができるようになった。これも感謝なのか。。。

 

スーパーの買い物ついでに、最寄りの神社に年越し前のお参りへ。

前年と同じ神社へ二人で参拝しているのだが、今年の参拝は気分が違う。

結婚して初めての参拝。

クリスマスの激動を乗り越えて、何とか新しい年を迎えられる。

妻も文句ひとつ言わず一緒にいてくれて感謝。

いつになるか分からないけど、イチゴの農業をやるぞ。

根拠のない爽快感・充足感に包まれていた。

年が明けて元日、イチゴの配送があるので出勤。

配送が終わったら、妻の実家に寄って挨拶に行こうということで、妻も同乗。

なぜか二人ともウキウキ。楽しい。ドライブみたい。

配送も終わって、さあ妻の実家に向かおうとしたら兄からの電話があった。

今から会社に来いと、ツルのひとこえ。

「新年早々トラブルか・・・」

妻に謝って、妻は電車で実家へ向かい、私は車で会社事務所へ向かう。

 

トラブルは事務所へ行くだけは収まらなかった。

話の内容は、お菓子2~3個が箱に入っているがロゴシールが統一されていない。

・ロゴシールは本来2種類あり

・それぞれのお菓子に店舗ロゴシールを貼る

・お菓子A・B・CはシールA

・お菓子D・EはシールB

・お菓子A・Bが入っている箱や、A・Dが入っている箱もあり

・通常ルールにのっとり、お菓子A・Dが入っている箱はお菓子に異なるロゴシールが貼られていることに

・統一感なし、要修正

包装作業は臨時スタッフ合せて4人で行ったが、責任者の私がロゴシールの貼りかえに行くことになった。

 

取扱店舗は東京都と埼玉県の2店舗あった。

まずは東京都の店舗に向かい、20時あたりから作業開始。

梱包を解き、お菓子を取り出し、ロゴシールを貼りかえる。

箱の封印シールがなくて本当に良かった。

ロゴシールも跡がつくことなく、スムーズに貼りかえができる。

しかし、作業するのは私一人。在庫数と作業スピードを考えると、どう考えても5時間はかかる。

飲み物だけ用意して、休憩なしでひたすら作業。

眠気と戦いながら、作業が終わったのは午前4時だった。

・・・あと1店舗。

少し休憩して、始発で埼玉県の店舗に向かう。

電車に乗って爆睡、なんとか乗り過ごさないで降車できた。

重い足取りで店舗へ。

「在庫数はこっちの店舗の方が少なかったはず・・・」

店舗に入り在庫数を確認すると、東京店舗の約半分。

なんとか開店時間前に作業終了することができた。

 

「今年もまたこんなバタバタすんのか・・・」

と嫌な気分になった新年だが、いよいよイチゴ農業についてお声がかかる。

これがまた、私もそうだが、特に妻がしんどい思いをすることになるのであった・・・