臨済宗建仁寺派の大本山。開山は栄西禅師。臨済禅と養生の妙薬として茶と喫茶の法を伝えた。開基は源頼家。鎌倉時代の建仁2年(1202)の開創で、寺名は当時の年号から名づけられています。禅宗寺院として、室町時代には、京都五山の第3位を占めるに至った。創建当時は天台・密教・禅の三宗兼学でしたが、第十一世蘭渓道隆の時から純粋な臨済禅の道場となり、800年の時を経て、今も禅の道場として広く人々の心のよりどころとなっています。
当寺に初めて来たのは2006.9で、その後、京都古刹に惹かれ、三年が経ちました。寺参りのきっかけになったお寺です。当時は今ほど人気がなく、訪問客も少なかったようで静かに拝観できました。現在も他の寺に比較すれば、静かな時を過ごせる寺の一つでしょう。有名な古刹なので、紹介はかなり省略し、自分本位に報告させていただきます。
当寺に初めて来たのは2006.9で、その後、京都古刹に惹かれ、三年が経ちました。寺参りのきっかけになったお寺です。当時は今ほど人気がなく、訪問客も少なかったようで静かに拝観できました。現在も他の寺に比較すれば、静かな時を過ごせる寺の一つでしょう。有名な古刹なので、紹介はかなり省略し、自分本位に報告させていただきます。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20191107/15/teravist/3f/8e/j/o0400026714633861053.jpg?caw=800)
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![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20191107/15/teravist/f8/3f/j/o0400026714633861079.jpg?caw=800)
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参考までに、建仁寺及び塔頭に所蔵される名画を記載します。
①海北友松筆「雲龍図」 重文 京都国立博物館
②俵屋宗達筆「風神・雷神図」国宝 建仁寺蔵
③伊藤若冲筆「雪梅雄鶏図」 塔頭・両足院
④曽我蕭白筆「山水図」 塔頭・久昌院
①海北友松筆「雲龍図」 重文 京都国立博物館
②俵屋宗達筆「風神・雷神図」国宝 建仁寺蔵
③伊藤若冲筆「雪梅雄鶏図」 塔頭・両足院
④曽我蕭白筆「山水図」 塔頭・久昌院
<塔頭・禅居庵>
建仁寺の南端の勅使門西に位置し、正面入口は八坂通りになる。建仁寺二十三代住持である中国出身の僧清拙正澄禅師の隠居所として元弘年間(1331―1333)建てられた。摩利支天を本尊とする摩利支天堂がある。その摩利支天像は猪の上に乗っておられ、猪は摩利支天のお使いとされている。摩利支天は光や陽炎(かげろう)を神格化したものだそうで、日本では護身の神として武士の信仰を集めたそうである。楠正成や前田利家は兜の中に摩利支天の小像を入れて出陣したといわれている。本尊は秘仏。
建仁寺の南端の勅使門西に位置し、正面入口は八坂通りになる。建仁寺二十三代住持である中国出身の僧清拙正澄禅師の隠居所として元弘年間(1331―1333)建てられた。摩利支天を本尊とする摩利支天堂がある。その摩利支天像は猪の上に乗っておられ、猪は摩利支天のお使いとされている。摩利支天は光や陽炎(かげろう)を神格化したものだそうで、日本では護身の神として武士の信仰を集めたそうである。楠正成や前田利家は兜の中に摩利支天の小像を入れて出陣したといわれている。本尊は秘仏。
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20191107/15/teravist/88/cc/j/o0400026714633861093.jpg?caw=800)
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20191107/15/teravist/e7/a8/j/o0400026714633861098.jpg?caw=800)
![イメージ 14](https://stat.ameba.jp/user_images/20191107/15/teravist/9e/35/j/o0400026714633861100.jpg?caw=800)
![イメージ 15](https://stat.ameba.jp/user_images/20191107/15/teravist/c2/4e/j/o0261040014633861103.jpg?caw=800)
![イメージ 16](https://stat.ameba.jp/user_images/20191107/15/teravist/4b/e3/j/o0400026714633861105.jpg?caw=800)
<塔頭・堆雲軒>
塔頭・霊洞院の正仲が同院の隠退所として貞和2年(1346年)に創建。高山慈照を追請して開基とした。延宝8年(1680年)に再建された。
塔頭・堆雲軒の正面。
塔頭・霊洞院の正仲が同院の隠退所として貞和2年(1346年)に創建。高山慈照を追請して開基とした。延宝8年(1680年)に再建された。
![イメージ 17](https://stat.ameba.jp/user_images/20191107/15/teravist/e1/b5/j/o0400026714633861107.jpg?caw=800)
![イメージ 18](https://stat.ameba.jp/user_images/20191107/15/teravist/2c/13/j/o0400026714633861110.jpg?caw=800)
<塔頭・大中院>
花見小路通からの建仁寺入口、左手にあります。非公開寺院。
塀越しに見えた沙羅の花。
花見小路通からの建仁寺入口、左手にあります。非公開寺院。
![イメージ 19](https://stat.ameba.jp/user_images/20191107/15/teravist/a3/64/j/o0267040014633861113.jpg?caw=800)
<塔頭・正伝永源院>・・・織田有楽が隠棲した。
建仁寺境内北の道路北にあります。見難くなった説明板を読むと、由緒ある寺です。夕刻で門が閉ざされていて残念でした。通常は非公開。1618年信長の弟で茶人の織田有楽が再興した。有楽はここに隠棲し、茶室「如庵」(国宝)建てた。茶室は明治に東京の三井家の所有となり、現在は愛知県犬山市に移された。当院に復元した「如庵」がある。
山門。
(文献から転写)復元された茶室「如庵」。
建仁寺境内北の道路北にあります。見難くなった説明板を読むと、由緒ある寺です。夕刻で門が閉ざされていて残念でした。通常は非公開。1618年信長の弟で茶人の織田有楽が再興した。有楽はここに隠棲し、茶室「如庵」(国宝)建てた。茶室は明治に東京の三井家の所有となり、現在は愛知県犬山市に移された。当院に復元した「如庵」がある。
![イメージ 20](https://stat.ameba.jp/user_images/20191107/15/teravist/fd/d2/j/o0400026714633861115.jpg?caw=800)
![イメージ 21](https://stat.ameba.jp/user_images/20191107/15/teravist/a3/88/j/o0400036014633861117.jpg?caw=800)
<八坂塔周辺のお寺>
![イメージ 22](https://stat.ameba.jp/user_images/20191107/15/teravist/56/94/j/o0267040014633861119.jpg?caw=800)
![イメージ 23](https://stat.ameba.jp/user_images/20191107/15/teravist/76/02/j/o0267040014633861122.jpg?caw=800)
![イメージ 24](https://stat.ameba.jp/user_images/20191107/15/teravist/c2/d4/j/o0267040014633861126.jpg?caw=800)
![イメージ 25](https://stat.ameba.jp/user_images/20191107/15/teravist/fd/b0/j/o0400026714633861130.jpg?caw=800)
![イメージ 26](https://stat.ameba.jp/user_images/20191107/15/teravist/76/c7/j/o0400026714633861131.jpg?caw=800)
この後、圓徳院を訪ねます。