松浦ダイゴさんの小集会シリーズが、本日終了した。

最後のゲストは渡部恒三先生。
政治家の呼称としてではなく、本当に「先生」と呼ぶべき大先輩に足を運んで頂いた。

秋田市で30分、大館市で40分、多くの聴衆の気持ちをつかむ素晴らしいお話を頂いた。
その内容とは、、、、、と、伝えたいところだが、
話の内容をここで説明したことろで、全くその面白みと深みは伝わらないだろう。
なぜなら、
渡部先生の独特の間、言葉選び、話の展開、
まさしく話術があってこそ、話が栄える内容だからだ。
同じ内容を私が話したところで、ちっとも面白くなく、
逆に聴衆を不快にさせてしまうだろう。

本当に「心に染み入る」ようなお話だった。

政治に携わって早四年。
渡部恒三先生に教えを頂くようになって、
政治家の本質を一つ勉強したと思っている。

如何に立派なことや、正しいことを話しても、
それだけでは意味が無いと言うこと。
それらのことが、相手に伝わらなければ意味が無い。
むしろ、伝えることに政治家の本当の仕事があると思う。

ともすれば、正しい結論を導くのが政治家の仕事のように見える。
しかし、それだけに留まらず、複雑な問題でも簡潔且つ分かり易く伝えることまでが、
政治に携わるものの仕事の範囲なのだろう。