ゆとり教育の見直しに賛成しているが8割。
そんな報道がされていた。

児童の学力に応じた教育を行うために、
いままでの学習指導要綱を大幅に削減し、
現場が自由に使える時間を増やした「ゆとり教育」。
増えた時間を利用して、個々人の学力に応じた学習を施す。
自由な時間を増やすために、
土曜日が休みになる。
円周率が「3」となる。
身近な点として様々な変化があった。

しかし、
その評判は芳しくなかったようだ。
なにより、
増えた自由な時間を
学校側も家族も児童も、何をしていいか分からないとの戸惑いが広がった。

結果、
今回の「ゆとり教育」の見直しに繋がる。
政府の教育再生会議では、
(1)春休みや夏休みの1週間程度の短縮
(2)早朝授業の実施
(3)土曜日を活用した補充学習
(4)7時間目の授業導入
これらの提案がされ、
「ゆとり教育」時代と比べると当然ながら、
それ以前と比べても、よりもハードな学習環境が待ち受ける。

基礎学力を鍛えることは大事だと思う。
その為に徹底的な反復学習が必要だとも思う。
それらは認めるが、
それは「ゆとり教育」と相反することでもなく、
「ゆとり教育」においても充分果たすことは出来たはずだ。
ただ、
自由な時間を生かす発想が我々にはなかった。
行政にも、学校にも、地域にも、家庭にも、児童本人にも。
自由を生かすことが出来なかった。

話は変わる。

続きは
http://www.manabu.jp/diary/index.php?20070318