柳沢厚労大臣の新たな発言が注目を浴びている。
発言の内容は以下の通り。
「若い人たちは結婚したい、子どもを2人以上持ちたいという極めて健全な状況にいる」
この「健全」という部分が注目されている。

報道各社や我ら野党は
「『結婚し』『子ども二人』を『健全』というのであれば、
結婚を望まない方や、
子どもを2人以上産まない女性や、
子どもを持ちたくても持てない夫婦、さらには、
子どもを持つことを希望しないカップルは『不健全』」というのか」と批判する。

さて、
今回の発言に関して、
何が問題であるか不思議に思われる方もいるのではないだろうか。
それは、
「産む機械」発言と今回の発言では、その「発言の質」が決定的に違うからだろう。

「産む機械」発言は、
非常に無機質で失礼極まりない発言であることは論をまたない。
一方、
今回の発言は、「産む機械」程のインパクトも無礼さもない。
字面ではわからないもっと深い部分の価値観を問うものではないだろうか。

おそらく、
「子どもがいる夫婦が一般的で、子どもがいない夫婦は異例」
「結婚するのが正常で、結婚しないのが不正常」
そんな考えが根底にあるのだろう。

続きは
http://www.manabu.jp/diary/index.php?20070206