坐禅を始めて半年が経ったいま。 | 〈受注制作〉ざふ屋(坐蒲は坐禅、瞑想、ヨガなどに使うお座布団)

〈受注制作〉ざふ屋(坐蒲は坐禅、瞑想、ヨガなどに使うお座布団)

自然と安定する楽な坐蒲。
坐った時滑りにくい坐蒲。
自分に合うものがなくて手作りしたことがきっかけ。
主に坐蒲や坐禅、密教に興味を持つ息子、大好きな温泉、旅行、蕎麦などなどの記録です。

気がつけば、もう半年になります。


毎日の坐禅が習慣となりました。


だいたい、21時頃に開始します。


パジャマ姿で、リビングから、坐蒲を持って寝室へ移動。


冷たいフローリングの上に、スノコがあります。
スノコの上に敷布団があります。
敷布団の上に坐蒲をコロンと置いて、スタンバイOK。


いつも、シングルサイズの敷布団の上で、壁に向かったり、夜景を眺めながらの坐禅です。

この時期は寒いので、電気ファンヒーターも『弱』にて、設定します。

スマホのアプリで、雲堂を開き、10分にセット。

寝室のあかりを消します。

最近の坐禅はだいたい10分です。
短い時で5分。
長くても15分です。



我が家には元気な男の子が二人おります。

途中寝室へ乱入、私に突撃。されることも多い。

これは過去突撃された日です。


『ママ〜喉かわいた』『ママ〜きて』
などと、我が家での自然な音が耳に入ってきますので。

短い時間で集中するように、身体が仕上がって参りましたニヤリ


話は戻りますが、そんな感じなので、時間は平均すると多分10分です。

坐蒲に向かって、合掌し一礼。

これは晴れた昼間のものですが、こんなイメージ。


坐蒲に背を向けます。
壁に向かってゆっくりと坐蒲に坐っていきます。

あぐらをかく姿勢から、両手で右足を持ち上げ、左足の付け根に置きます。
次に、両手で左足を持ち上げ、右足の付け根に置きます。
※毎日するので、左右足を入れ替えて交互に坐ります。

結跏趺坐にて坐ります。
坐る姿勢が整ったら、スマホアプリ雲堂にて、坐禅開始。


ここ最近ですが、両手を真上にまっすぐと指先までピンピンに伸ばして、うーんと伸びてから。
その姿勢が心地よく伸びている気がして。

そのまんまの背筋のイメージで、両手を静かに円を描きながら下ろしてきて、丹田の前あたりで法界定印を作ります。

鐘の音が、3回なっている間に、
・背筋を伸ばして
・法界定印を作り
・半眼にて坐る。

ここからは静かな時間です。




まるで3分くらいしかないと思う日も、頭の中に色んな考えが起こって起こってめまぐるしい日も、色々ありますが、毎日坐るこの時間が、私の唯一の時間。
至福の時間です。

ただ静かに坐るだけです。
何も考えていないのに、勝手に頭の中に考えが出てきます。
今日あったこと、これからどうしようとか、仕事のことも。
考えや妄想を追いかけませんが、拒否もしません。

現実の『いま』身体はただ坐っているだけです。
坐っている『いま』に向き合ううちに、勝手にそれらもどこかへ流れていきます。


目的もなく坐っていますが、明らかに変化を感じます。









ぼーん。←鐘の音
坐禅終わりの合図です。


坐っているまま、合掌し壁に向かってゆっくりと一礼します。

左右揺振(さゆうようしん)、上半身をゆっくりと右と左に交互に傾けながら、伸びていた姿勢を少しずつほどいていきます。

次は下半身です。
両手で、片足ずつ足をほどきます。
両足ほどけたら、坐蒲から前へずれて、ゆっくりと時計回りにまわり、坐蒲へ向き合います。

合掌し、坐蒲へ一礼します。


両手で坐蒲を、ぎゅっぎゅっと、つぶれている形を丁寧に整えて、まんまるにふっくらと整えます。

坐蒲の名前の書いてある面(白い生地)を自分側へ向けて置き、合掌一礼。



本日も無事、坐ることができました。




坐禅を始めてから、私の身体に変化があります。

それは、
不眠が改善。

これは、あるご住職さまがおっしゃっていました。
目的など持たずに坐りますが、坐禅には良い意味での副作用はありますと。


私には、これが大きな嬉しい変化、効果でした。
驚くほどに良く眠れ、睡眠がとれているので身体が元気です。
身体が元気だと心が明るくなります。
心が明るいと、何事にも挫けず、前向きになります。
前向きになると、行動が伴います。
行動していると、良いご縁に恵まれます。
ご縁に恵まれると、良いことが起きます。
良いことが起きると、心にゆとりが生まれます。
心にゆとりがあると、私と関わる人たちへも良いものを返せます。

もう、毎日がハッピーなんです。

『幸せ』
『大好きだよ』

毎日が、この言葉の連続ですね照れ


この話に嘘も偽りもありませんが、
半年前の私では考えられない変化ですお願い



ちなみに、半年毎日坐っていますが、
愛用している坐蒲もへたらず、摩擦などですり減ってもなく。
まだまだ使える状態、どこまで愛用できるのか、どのあたりからメンテナンスが必要になるのか。

メンテナンスは、主にパンヤの詰め替え作業ですね。
毎日坐るものですし、グレードの高いパンヤを入れていますがどれだけ耐久性があるのか身をもって実験中なのです。


自分の手で作った坐蒲を、半永久的に使い続けるメンテナンス方法も、今後は経験を踏まえて実施します。

メンテナンス方法や、アフターフォローの内容が詰まった冊子を作るのに、皆さんの坐蒲へのお困りごとが寄せていただけると嬉しいです😂

・へたりやすい
・パンヤが少ない
・形が悪い
・詰め替え方がわからない
・コスパが悪い

なるべく安価で永く愛用できるものを世にニコニコ



それでは、ご興味ある方はぜひ。
まずは、5分、坐ってみませんかお願い照れ