最近頭の良い人と話すことがあり、私の今までの仕事のやり方や、行動ではついていけない事を感じでこの本を読みました。少しでも相手がどう考えているかなど分かればとすがる思いで読んでみると、結構あてはまる事が多いし、自分に不足していることが書いてあるしで、かなり良い本と出合えたなって思います。なにより、読み返す必要がなく、頭のいい人になるプログラムがされているって事に魅力を感じました。少し長くなりますが、メモ形式で要点を少しまとめていきますので、参考にして頂ければって思います。全て書いてみたいですが、かなり長くなるので一部の掲載にします…。

◆対象者
深く考える事が苦手で、そこを弱点って考えている人にとってはおすすめかもしれません。なぜならば自分がそうだから。一概にすべての方に当てはまるとは思いませんが、そういう事が苦手だなって気づいている人にとっては、何かの助けになるし、今後の人生のバイブルになるのではと思います。
 

♦この本の教え⇒結果は話す前に決まってますよということ。(すべては段取りってことだよねって理解した。)

頭のよい人になるために、大きくは黄金の法則と呼ばれるものを手に入れること。思考法の深め方(本読んでください)について学ぶ事が大事と書いてあります。ここでは黄金法則のみ照会書います。

 

<★7つの黄金の法則★> 
その1:とにかく反応するな。⇒キレたり感情的にならないこと。その時が一番頭が悪くなるから。

 

その2:頭のよさは他人が決める。⇒いったんとことん相手の立場になって考えるくせをつける。

 

その3:人はちゃんと考えてくれてる人を信頼する。

     ・会議は最初に発言する。(一番えらい賢いふるまい。)

     ・賢いふりではなく賢くふるまう事が大事。

 

その4:人と闘うな。課題と戦え。

     ・勝ち負けは気にせず、議論の奥にある本質的な課題を見極める。

     ・論破しない。これは何も意味がない。

 

その5:伝わらないのは話し方ではなく考えが足りないせい。

     ・話し方では心は動かない。

     ・積極的に沈黙しろ。

 

その6:知識はだれかのために使って初めて知性となる。(これは本当にその通りって思った…。)

     ・これから話すことは本当に相手のためになるのかという視点。

     ・簡単にアドバイスするな。一緒に考えて気づいてもらい背中を押す。

     ・賢いふりではなく、知らないふりをする。

 

その7:承認欲求を満たす側に回れ。(その発想大事ですね…。)

     ・結果を出し、他社に親切にできる人がカリスマ。

     ・他社はほめつつ、自分はなんでもない人間ですっていう態度が必要。 

     ・自身ももつこと。

 

 

♦所感

僕がこの本を読んで思ったことは、自分が深く考えられていないと思うのは、自分の意見と事実が整理できてなくて、また自分の言いたいことで頭がいっぱいになり、相手の話・意図を注意深く聞けていないからと思った。

よく本質と違うことを考えてしまうのは、見えた・聞こえた事に対して相手の気もちを考えないからかもかなって気づきました。
作者の安達さんはコンサルした22年間の経験をもとに役立つ例をたくさん載せてくれて、それはこの方の”身近な人にほど丁寧なコミュニケーションを心がけてほしい”という思いからが強く、それについて本当に共感しました。
まとめとして頭のいい人は大切な人を大切にできる人のこと。これを皆へのメッセージだと僕は感じました。

そして、僕も早速大切な人を大切にしていこうって思いました。