Googleマップを周回していた時に見つけた貝類館。

 

貝類だけを集めたというこのミュージアムは、日本の貝類学の礎を築いた黒田徳米博士の学術資料を核とした約10万点の標本を展示しているそう。

 

写真で見たときからきれいだなーと思っていた建物は、建築家安藤忠雄氏の設計らしいです。

 

これはぜひ行きたい!と、思ったけど、夫と娘は「貝類だけ?」「なんか外れの方にあるね」と気が進まない様子。

 

まあ、こじんまりした館のようだし、安藤忠雄に興味あるのも私だけでしょうからねえ…仕方がないので生物学科の息子だけを伴って行ってきました。

 

風光明媚という言葉が似あう神戸の玄関口

 

公園に面したごく普通に見えるコンクリの壁に突然現れる看板

 

ここが入り口らしいです…

 

公民館みたい…入って大丈夫かな…

 

(すみませーん…)

 

大丈夫でした!良かった!!

 

展示物の間を埋めている砂利っぽいものも全部貝!シェル!

 

展示は1階フロアのみで、規模こそ大きくはないですが、ひしめくように置いてある貝に目を奪われます。

 

 

丁寧でユーモラスな解説展示も圧巻。

 

見せ方がうまいです。貝の実物が展示してあるのもポイント高い

 

ブルーに統一されている館内は海の中をイメージしているとのこと。

天窓から採光されている光と相まってとても美しい…

 

 

昔持っていたタカラガイの中に一つだけ焦げたテーブルロールみたいな模様の貝があって「なんかこの子だけ仲間はずれみたい」と思っていたのだけれど、今回沖縄から来たウキダカラガイというタカラガイの仲間だということが判明。

 

そうかー、お前一人ぼっちじゃなかったんだね…

 

ガシャポンの中身も当然貝!

 

 

貝、貝、貝!の楽しくて美しい博物館でした。