10月上旬に行われるメンター(※一般の学校でいう担任の先生みたいな人)との面談のテーマは「高校以降の進路」

大学に進学したい生徒は、受験先をどこにするかも、うっすらでいいから考えておいてくださいとのこと。これを受け、我が家でも娘を囲んで家族会議をすることにしました。

 

名付けて「第一回進路会議」

 

娘はASDがあり、睡眠障害もあります。中学校はコロナ閉校もあり、ほとんど登校できず卒業しました。高校では通信制の学校に通っています。

 

うちでは、「何の職業に就きたい?」とは聞きません。

「どんなことをしながら暮らしていきたい?どんな仕事をしてみたい?」と聞いています。

似ているけどそのココロはかなり違うと思うのです。

 

娘、本人は「やりたいことはたくさんある!」と言うけど、会社や組織に属して、そこで与えられる仕事に仮託して自己実現するのは難しいだろうと思います。


何しろ定時に登校・出勤することが難しいのですから、自虐でも何でもなく、世間一般で正攻法と呼ばれている方法では、スタートラインに立つことすら難しいでしょう。目標を絞って、戦略的に欲しいものを点で攻略していく必要があると思われます。

 

 

私「無理くりパスをつなげてみるか...。」

 

娘がやってみたい!と思っていることを、とにかく書き出しでもらい、出来るだけ重ならないように時系列に並べてみました。すると意外ときれいにつながりました。

 

 

私「次に、ここに到達するためのキャリアプランを作るよ。」

 

その仕事や、大きな買い物に到達するためには、いつまでに何をやったらいいのか、わかる範囲で書き出していきます。始めるときとここまでに到達しておきたいという大体の年齢も書いておきます。これがないとうまくいかなかったときに延々と諦められず、他の方法を探すという事もしなくなるからです。社会状況も関係してくるので、本当にこの通りになるかなんて考えるだけ無駄。機械的に処理していきます。

 

 

私「できたら、タスクに落としていきましょう。」

 

スキルを伸ばすための練習や活動は今でもやっているので、今後も継続していけば良さそうです。大学にも行きたいというので、受験対策として教科学習も伸ばしておきたいですね。

 

娘「わかった!じゃあ、今やってる創作やレッスンに加えて数学をやればいいのね!未来が見えた!夢いっぱい!」

 

いやあ...間に実現可能性の低そうなものがちょいちょい挟まっているけど...

まあ、未来に希望を持てるのが一番です。うまくいかなくてもそれも人生。

 

「第一回進路会議」これにて終了。