昔、2015年3月26日(木)にこれを掲載しましたが、どなたからも何の反応もありませんでした。

今一度、問うてみたいと思います。

 

卑弥呼は何代目の天皇?

久しぶりに、娘のカンナと孫娘のヨッちゃんがやってきた。ヨッちゃんは、いつ見ても可愛い。

そのお腹とお尻がポンと出た幼児体型は変わらない。

しかし、確かに大きくなって、それに頼もしいことに食欲も旺盛で、なにより元気がいい。

カンナには迷惑だったかも知れないが、久々に彼女と古代史の話が出来た。大宰府や九州の由来などについて。

後で妻のツネさんにたしなめられた。自分同様にカンナは歴史など全く関心がないなどと。

でも、そういう問題ではなく、現に子供にさえも説明のつかない愚かな歴史教育が大手を振ってまかり通っている。

この現状が如何に異常であるかということぐらいは、一人でも多くの人が知るべきなのだ。

例えば、子供から「今までの天皇さんの中に、卑弥呼さんがいないのはなぜ?」と聞かれて、どう答えるのだ?

古事記にも日本書紀にも女王として登場してこない卑弥呼さんを、どのように説明するのか。

子供に対して、大の大人が大嘘を並べる以外の方法があったら教えてもらいたいものだ。

世界にも類例を見ない「万世一家系君臨」などの欺瞞(ぎまん)は、一日も早く暴き払拭する必要がある。

昭和天皇さんですらも、「自分たち天皇家の歴史は、8世紀に入った辺りからだ」といった意味のことを話しておられる。

ましてや、これは天皇制などと直結するような問題ではない。

そしてまた、貴種好みなどの軽佻浮薄な慣性(?)で片付けてはならないことである。

聞くところによれば、古墳の発掘などを請け負う業者団体と学者が

結びついた愚劣な結果が大和王朝一元史観だとか、そのような利権に何の関係もない国民はアホ扱いか。