この小さな半透明の虫はアワダチソウグンバイといいます。 大きさは3ミリ前後。

グンバイムシの仲間で、セイタカアワダチソウについて吸汁しているようです。
元は北米原産の外来種で、1999年に兵庫県西宮市で確認されたのが日本での初記録とされています。

しかしこんな目立たなくて小さな、しかも大抵は寄主植物の葉裏で生活しているような虫が

いつ日本に上陸したかは、実際には分からないでしょうね。(*^_^*)

関西地方を中心に、東海、中国、四国などに分布を広げ、何十年かかったか定かではありませんが、

今はすでに関東にも侵入してきているということですね。

名前の後ろの「グンバイ」は、相撲などの「軍配」がその由来です。

ほかにツツジグンバイ・ナシグンバイ・エグリグンバイなどもいます。

こちらは以前に撮ったエグリグンバイです。

 

こんな虫たちに気付く人は、ごく稀でしょうね。(*^_^*)