先日、うちの娘にそそのかされて、
ばあちゃんが買ってきたのがコレ。


「メリット さらさらヘアミルク」


藤井隆さん、乙葉さん夫妻が登場して、
髪の長~いかわいい女の子が、

さらさらするんになーれicon65

と、サラサラヘアをパパ役の藤井さんに自慢するCM。


CMはこちら



そのCMを見て、
「私もさらさらするん!になりたい」と娘たちicon134
 ↓
商品のこともようわからんのに、
孫に言われるがままに買うばあちゃんicon123

あ~~、まんまとハマってる~~(笑)


ところで、メリットといえば、
「フケ・かゆみ」のための商品だったような~。

さすがロングセラー。

こちらの「メリットの歴史」は、
キョーミ深いですぞ。



まずは、「髪を洗う」意識の変化に注目。

「髪を洗う」という行為に、消費者が何を求めているのか、
生活スタイルはどうだったのか…。

それに伴って、
商品が打ち出す機能も変わっています。

今、現在は、
「髪と頭皮をすこやかに洗う」


加えて、特に表にはないですが、
「ターゲット」に注目してみましょう。

2001あたりから、
ターゲットを「家族」としています。

ただ、

商品の乱立、
消費者の多様化、

の今の時代。
それだけでも、絞りきれない。


もっと、
2008あたりから、
「母子、子ども」とさらに絞っているようです。


そこへ、

あててきた新商品が、
この「トリートメント」。


「コレはイケるかも~」と、
私的には思ってみてます。



というのが、
キッズ用のシャンプーって、
キャラものはあるんですが、

キャラを卒業した、幼稚園後半、小学生、
オシャレが気になる女の子をターゲットにした商品ってないんですよね。

リンス、トリートメントとなるとなおさら!です。


ママのシャンプーを使わせるにはもったいないけど、
パパのと一緒だと納得しない乙女ゴコロicon06のキッズたち。


そのファミリー層をくすぐるかもです。


「親子で使えるトリートメント」
「子どもの髪はからまりやすい」

というキャッチコピー。

サラサラヘアー女の子のCM起用。

子どもたちはサラサラヘアに「憧れ」、
母はこれなら「兼用」できてお得かもと思う…。




メリットが持ち続けてきた価値を高めるためにも、
ターゲットをグッと絞り込み、
その層に合った新商品開発、
その層に合った表現を行っていく…。


ロングセラーの歴史から、
マーケティングのヒントがたくさん見える一例でした。


メリットがんばれ~icon09
(って、決して、まわしものではありませんface16