それはまるで、自民と民主のようにー
この所の自分の中で、このジキルとハイドという2つの政権が対立している。
そう、結婚相手探しの話。
一年同棲して、若干金にルーズだったことが発覚した元彼。それでも大好きだったし、本人さえ改善する気があると、そう言ってくれさえすれば、私は関係を続けたかった。でも、残念ながら、2人の格差をより重く感じていたのは、他ならぬ彼の方だった。傷つきやすい、壊れもののように繊細だった彼は、(でも、私にとってはだからこそそれが彼の魅力だったのだけれども。)私の前から去っていった。
この時、これまでの自分の人生で最大与党だった、ハイド党からジキル党へと、初めての政権交代が起こった。
それはまるで、戦後50年以上続いた政権が交代したのに等しく、大きな転換だった。
説明しておくと、大別するならばジキルが理性、ハイドが本能、とゆう構図。
歴史的敗北の暁には、ハイド党一挙挙げて大好きだった元彼の、どうしても受け入れられない金銭面という現実問題のハードルが、こんなに高いものかと、そして、こんなに好きなのに、こんなことで諦めなくてはいけないのか、とゆう非常に辛い辛い経験は、私に大きなトラウマを残す事となった。
それ以降、私の結婚相手探しは、ジキル先生が先導しながら、物事が進んで行った。
それはそれで、私が進むべき道なのだろう、そう思い、何も疑わず、むしろジキル先生の直感こそ本来の正しい感覚であると信じ込んで、しばらく出会いを繰り返していたのだけど。
夏の終わりから、いくつか事件が起こる。
結婚相手には最適!とジキル先生が惚れ込んでる相手に限って、数回デートして、手を繋ぐ等のフィジカルコンタクトが近づいてくると、何故か猛烈な勢いでじんま◯んが…でてくるのだ。(もちろん実際は出てない)これは本当に、不思議以外何者でもないもので。
…そう、ハイド先生が此の期に及んでNOだと言い張る訳です。なんなんでしょう、これ。自分的には、これ以上結婚遅らせる訳にいかんし、邪魔しないでくれハイド先生、と説得するのですが、全くもって頑なにその意見が変わる事がない。
この手の話だと、なんだかハイド先生が優勢なのが当たり前の様に思われるのだが、ポイントは、私は私で、かなり真剣にジキル先生の言うことを信じて、その相手が良いと思ってる点である。
人間的に魅力的、惚れている、と、男として見れる、はイコールではない。
認めたくはないが、ハイド先生を全く無視することは現実的には不可能で、彼にも稟議書のハンコはもらわなければならないのだということを思い知った。
もーさー、いいなと思ったのに欲が湧かないとは何事なんでしょうか?!自分で自分が、非効率的だし意味不明です。
しかし、両者は単一政党では成り立たず、そこは、連立与党で行かねばならならぬのだ。
世の中で結婚が縁遠いと嘆く女性の結構な割合で、このジキルとハイド氏の人格に乖離があることが理由なパターンが多いのではないかと思ってます。
これ解決したら、少子化対策担当大臣にでもなれそうな気がする。本当。