かつて憧れていた、にいさんと、数年ぶりの再会をした。

ちょっと痩せたあの人は、それでもやっぱりあの人のままで、変わってなかった。

四年前、あなたに恋していたあの頃。

自分で道を切り開いて、
国際的で芸術的で美しい建築を創る事に情熱を傾ける彼は、私の憧れそのもので、眩しくて仕方ない存在だった。

あなたになりたくて、
あなたに認められたくて、
釣り合う女になりたくて、
必死にがんばってきた、この四年間。

お互い、その間別の国に住んで、お互いパートナーができて、お互いそれぞれの道を歩んできた。

「会いたいって気持ちを、貯めておくの。そうしたら、それは引力となって引かれ合い、いつか軌道が交差するの。」

どこかの詩で、そんなフレーズがあったなぁ、と。

片思いとゆうのは、どうやらやはり、1・2年が限界らしい。

貴方を好きだった、あの頃の私。

それを懐かしみながら、そこからもっと成長した私が、そこにはいた。

季節は穏やかに、でもあっとゆうまに移り過ぎていくんだな。

想い出のアルバムの1ページを、そっと開いて閉じた、そんなような気分だった。

そして私はまた、新しいページを切り拓いていくんだ。

でも、ありがとう。

大好きでした。

そしてそれは、大正解でした。