高校2年生で、卒業後の進学先を具体的に決める時期、

最初の価値観の違いを感じる。

当時は、空前の女子大生ブーム

あきは、関東の有名お嬢様大学を希望していた。

選択基準は大学のブランド力。

 

キラキラ女子さやかと、東京の有名私立大学の話で

盛り上がっていたが全くついていけなかった。

まあ、学力も経済力も足りなかったので仕方ないのだが…。

 

高校卒業後

やまっちは、宣言通り芸術系の大学に進学するため上京した。

あきは、関東圏のお嬢様大学を受験したが念願叶わず

それでも、東京の専門学校に進学した。

 

さやかあやは地元大学の英文科に

私は県外の短大へとそれぞれ進学した。

 

 

余談だが、あやはスポーツ女子なのに素朴な癒し系で
そのギャップからかやたらとモテた。

ほわっとした包容力は、女子でもやられる。

その後、ガッチリスポーツ体系が、

セクシー体型へと進化しモテ人生が加速する。

3年生の時も同じクラスだったため、グッと親しくなり

卒業後も付き合いが続いた。

 

キラキラ女子さやかは、おしゃれ大好きの

いわゆる”ぶりっ子”で、

高めのか細い声で話しかけるので、

男子ウケ抜群だった。

彼女も、セルフプロデュース能力が高く、

意識も高めだったがあきとの違いは、

ぶりっ子で女子力が高いところ。

その辺が、二人のモテ度の差になっていたように思う。

 

でも、実際肝が据わっているのはさやかの方だった。