逃げる気も失い、ボー然と横になっているしかない私・・・
どこかに行っていたDさんが戻ってきて、私の口元に冷たい物をあてた。
Dさんの手には血まみれのタオル
下あごが大きく腫れ上がっている感覚
左の脇腹は少し動くと、激痛が走る
頭は前面がヒリヒリ
泣きすぎて、目が熱く腫れぼったい
Dさんの怒りはやっと消えた様子
ぼーっと何もできず、何時間か経った気がする・・・
私の鞄と破かれた服を枕元にDさんがそっと置いた
私は激痛の走る横腹を押さえながらなんとか起き上がり
破かれた服に袖を通す
Dさんも私も何も話さない
私は小さい声で「お邪魔しました」と言って玄関で靴を履いていると
Dさんが近づいて来た
今度は何をされるのかと、肩をすくめDさんを見上げると
Dさんは小さめのTシャツを手渡してくれた。
Dさんの顔が自分でしてしまった事に自棄がさしている様にも見えた。
私は黙ってTシャツを破れた服の上から来て部屋を出た。
家の帰ると、家族は寝静まっていた。
冷凍庫から保冷剤を持って部屋へ行き、腫れ上がった下唇と目を冷やし、横腹に湿布を貼って横になった。
ヘトヘトに疲れているはずなのに、眠れない・・・
ウトウトしては、横腹の激痛で目が覚める、そして朝になった。
真


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