「見せ方で、こんなに印象が違う」
「箕面公園昆虫館」（大阪府）での印象です。
「箕面の滝」へ行く途中にあり、
友人家族と行ってきました。
（駅からの道中、おしゃれなお店もあっておすすめスポット）
期待していなかったせいもあり、
（すみません）
面白かったです。
夫は、チョウチョが舞う温室で、
友人の下の子（１歳児）を抱っこして、
ぼーっとしてたら、
「めっちゃ癒されたー」
と、うれしそうに話してました（笑）
私が印象的だったのは、
展示物の表現の仕方。
堅苦しくなく、遊び心満載です。
世界一大きいセミ
「テイオウゼミ」の大きさを
表すのは、数字ではありません。
なんと、
おたふくソースと並べて、
「おたふくソースと同じくらい」。
さすが大阪（笑）
親近感のある商品を使って、
イメージしすくしています。
足が長い昆虫を集めて、
タイトルには、
「あしながっ」
キバが長い昆虫は、
「きばながっ」
ヒゲが長い昆虫は、
「ひげながっ」
他にもいくつかあって、
最後は、
「なんかながっ」（笑）
（なんかとは、卵管のこと）
ユーモアのセンスがありますよね？
「昆虫のことを教えてあげるよ」
という上から目線ではなく、
「昆虫ってこんなに面白いよ」
「昆虫ってこんなにイロイロいるよ」
というスタンスがいい。
全国の昆虫館に詳しいわけじゃありません。
が、今日の昆虫館は面白かったです。
館長メッセージには、
次のように書かれていました。
「ここで見たこと、体験したことを
誰かに話したくなる、そんな昆虫館で
ありたいと思っています」
まさしく口コミですね。
「誰かに話したくなる」
サービスは、最強です。
共感であったり、
驚きだったり、
感動であったり。
それらが、分かりやすい言葉で
伝わってこそ、
口コミが広がります。
同じものでも、
表現の仕方で、印象は全く変わりますから。
表現というは、
サービスを提供する方の姿勢も
自然に出てしまうもの。
お客さまに、
より伝わる表現は何なのか、
お客さまが、
共感してくださるポイントは何なのか、
伝わる表現の大切さを
改めて感じた昆虫館でした。
