私は結婚10年目、

アラフォ―にして妊娠しました。


結婚してすぐのころは、
「2人で自由に楽しみたい。子どもはまだいいよね」
なんて思っていました。


だんだん歳を重ね、
いわゆる「高齢出産」となる年齢になったとき、
そろそろ真剣に考えなくてはと
"思う"ようになりました。


しかし、いざ欲しいと思っても
私たち夫婦には、
なかなか授かることはありませんでした。


だんだん欲しいという気持ちと
無理なのかもというあきらめの気持ち、
なんとも言えない寂しさに近い気持ちが
グルグルとまわっていました。


気持ちには波があります。


もしかしたら、
それほど望んでないのかもしれないと思ったり、

子どもが欲しい気持ちが強くなりすぎ、
悲観的になってしまうときは、


お腹の大きな妊婦さんや
小さな子ども連れの姿を見るだけで、
涙がでてくることもありました。


比較的会話の多い私たち夫婦ですが、
子どものことになると、
だんだん意見の相違や遠慮、
気持ちがうまく伝わららないもどかしさなど出てきて
子どもに関する題は、ほとんどしなくなってしまいました。

 

我が家では、毎年のお誕生日と年末に、
お互いの目標(仕事とプライベート)を言い合います。


4年連続で、夫の目標には
「パパになる」
と、書いてありました。


なかなか達成できないので昨年末は、
「夫婦、仲良くする」
と、少し変更していました。


私は、そこで
夫も子どもが欲しいという意思を

確認していたように思います。

  

昨年、夫の転勤で大阪に引っ越しました。
 

私は東京での仕事を辞めたので、
子どもが欲しいなら、

年齢的にも

不妊治療をする最後のチャンスかなと思っていました。

  

環境が変わったことがよかったのか、

強すぎる思いがどこか吹っ切れていたのか、
ありがたいことに
不妊治療をすることなく妊娠しました。

 

驚きと嬉しさでいっぱいです。
不安も多々ありますが、
本当にありがたいです。

 

私たち夫婦のもとに来てくれた赤ちゃんとの対面は9月。
元気に出てきてね。