ゴールデンサークルVol.18 大阪城ホール | 寺岡呼人 オフィシャルブログ 「LONG GOOD-BYE」 Powered by Ameba

ゴールデンサークルVol.18 大阪城ホール

ゴールデンサークルVol.18 大阪城ホール

母が、亡くなった父の遺品を整理していたら、沢山のメモ書きが残っていたそうだ。
その中に「人間は睡眠中だけではなく、覚醒しているときも夢をみている。この夢を見なくなったとき、人生が終わる」というのが見つかった、とメールがあった。
つまり夢の旅人をやめた時に、一つの人生が終わる。という意味なんだろうか。
イープラス橋本社長のメルマガには「ゴールデンサークルを通して、出演者に感じたことは、全く偉ぶらず、謙虚で、いつも笑顔で。まだまだ『夢の途中』だった」と書いてあった。

僕がこの4日間のゴールデンサークルで一番感じたのもそこだった。
ゆず、小田さん、植村さん、民生君、八木さん、K君やGC BAND、、、そして桜井。
みんな夢の途中で、途中下車をしてない“夢追い人達”の集まりだった。
だから、毎日毎日全く違うゴールデンサークルになったんだと思う。

そして、僕自身も20周年とはいえ、単なる集大成にしたくないと思っていたけど、新曲の『バトン』や『ご贔屓に』の評判が良く、「集大成だけど、通過点」というイベントにできた事が嬉しかった。

ライブが終わった後、各地のイベンターの社長さんが楽屋に来て口々にした第一声が「八木さんは凄い」だった。僕は心の中でガッツポーズ。「でしょ?僕がずっと出てもらいたかった人ですから」と。ゴールデンサークルが始まって以来ずっと出て頂きたかったミュージシャンで、
その音色、プレイはワールドクラス。出演者の皆んなもそのプレイに驚嘆していた。
僕の曲で八木さんにプレイしてもらってる間は至福の時だった。八木さん、これを機に今後ともよろしくお願いいたします。お疲れ様でした。

民生っちは、ミスターテラダレンの脚本、演出、演技を担当した天才。
ミスターテラダレンをやると、芸人の恐さが身に染みるほど分かる。つまり、音楽でごまかせないネタのセンスの勝負。僕なら恐くてできない(笑)。ユニコーンの“遊び”や“緩さ”、つまりユニコーンのキャラは、この人そのもの何だろうなと思った。
そして、決める所はビシッと決めるずるさ(笑)。
そして何より究極の優しさを備えた男。
最終日の打ち上げで、民生っちが帰る時に「本当ありがとうね」とハグをしたら、
「いやいやまだ続くから」
と。
この一言に彼の愛が詰まってると思う。
民生っち、本当にありがとうね! お疲れ様でした。

GCバンド。
この膨大な曲を11日間毎日毎日練習した仲間たち。3日目ぐらいから段々言葉も少なくなってきて(笑)、みんな憔悴してるのが目に見えて分かったんだけど、でもひたすら練習を続けた。
ゲストが来るのは、ほぼ1日だったから、後はもう僕が全部仮歌を歌いながらのリハ。
でも、その11日間がこの4日間ですべて報われる程の充実感がきっとみんなにあったと思う。
ここまで、練習してこういう日程でライブをすることはあまりない分、学生時代の必死で音楽をしてた頃も思い出した。そんな“同志”だったからこそ、最終日のラストに予定外にメンバーが僕に駆け寄ってくれた時にもう、それまで我慢していた涙が決壊した。

K君は、リハの最後の日の前に僕に密かに手紙を書いてくれていたそうだ。結局恥ずかしくてやめたそうだけど、自分をどういう意味を込めてバンドに誘ってくれたのかが、段々分かってきて、その感謝を伝えようと手紙を渡そうとしてくれた、、、そこに「K」というアーティストのすべてが現れてると思う。GCバンドは勿論、桜井からもかなり気に入られ、彼の人を惹きつける魅力を見せつけられた。林兄弟、ジーケン、磯貝君、K君、お疲れ様!

そして桜井和寿。
「昔、呼人君とまわったツアー。あんな事をしたい」。
そんな彼の気持ちを、結局彼自身が身を持って体現してくれたと思う。僕は当時はそんな気持ちでやってたと思うけど、今回は余裕が全くなくパツパツだった(笑)。
ステージでの喋り、アドリブ、即興、曲目へのアイデア、バンドの皆へ話しかけ、日を追うごとに積極的にゴールデンサークルを、ゲストではなく“仲間”として加わろうとしてくれる姿勢。何より、毎日リハーサルの時間から客席で他のゲストの音を聴くその姿勢からも、どれだけ、この旅を楽しもうとしてるのかが分かる。
その彼の行動がゴールデンサークルを特別にした事は間違いない。お陰で僕自身も日を追うごとにやっと、昔一緒に廻った感覚を思い出すことができた。
4日間出てくれる事に、どんな感謝の言葉を言おうとしても、中々見つからない。友達だしね(笑)。でもそれは今後の自分の活動で返すしかないような気がする。
でも、次の言葉がこのゴールデンサークルが大成功したんだという事を実感させてくれたし、きっと彼も心から楽しんでくれたのかなと思えた。
それは、打ち上げの最後にハグして「本当にありがとう」と言った時の、

「もう終わるなんて寂しい!」

という言葉だった。

桜井、本当にありがとう!

東京2日間観に来てくれ、大阪の初日には飛び入りまでしてくれたJEN。
バンド愛に溢れた愛すべきドラマーにも感謝!
そして、毎日変動しまくる僕等の要望に応えてくれたスタッフに感謝!
毎日いい男にメイクしてくれた山田さん、毎日いい声にしてくれたチビさんに感謝!
そして、オープニング映像でわざわざ撮影までしてくれたロンブー淳君にも大感謝!

そして何より、ゴールデンサークルVol.18に集まってくれた皆さん、本当ありがとう!

この“夢の通過点”のゴールデンサークルを心の支えにこれからも旅を続けます。

そして、今後ともどうか
“ご贔屓に”!

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