JSW 苫小牧〜旭川〜弘前 | 寺岡呼人 オフィシャルブログ 「LONG GOOD-BYE」 Powered by Ameba

JSW 苫小牧〜旭川〜弘前


苫小牧も弘前も初めていく街だった。
ジュンスカの頃90本もツアーをまわっていた。もう行ったことのない場所はないと思っていたけど、あるもんだね(笑)。

苫小牧は、フェリーの発着場所なので訪れたことはある。
でも、そのまま札幌にいくし、大体早朝だったりするので、苫小牧の街自体はよくわからないままだった。

しかも、今回は苫小牧に入って、終わって夜旭川に移動だったので、余計苫小牧を堪能できる時間はなかった(笑)。

とにかく、そんな初めての苫小牧のオーディエンスは熱かった。
考えてみれば24年で初めて行く場所でこれだけ熱く迎えられるというのは幸せなことだ。

夜、旭川に移動。
翌朝は前日の雨とうって変わり、快晴。
朝起きて散歩をした。

旭川に来るのは約20年振り。
でも、当時の街の記憶は夜にラーメンを食べたぐらい(笑)。

旭川のお客さんも20年振りとは思えない歓迎振りだった。
ツアーって、しばらく続くと疲れたり、マンネリになったりするものだけど、こうして毎回新しいお客の前でやれる瞬間はすべてが吹っ飛ぶ。
だからやめられないんだろうな。

旭川の翌日、弘前に移動。
青森空港からの途中、異様なオーラを放つ山がそびえ立っているのが見え、運転手さんに聞いたら、「岩木山」だった。
出雲にいった時もそうだけど、たまたまその場所をご神体にしたのではなく、もともとオーラやエネルギーがあるから、そこを祭ったんだよね。

夜はスタッフと食事。
弘前の「城下町度」も素晴らしく、金沢のような感じとはまた違う、庶民感覚のある城下町。鍛治町という飲み屋街は「400年以上も前からここが飲み屋街だったんだろうな」っていう趣が残ってる。

翌日、弘前城まで歩いたら、鍛治町のすぐ近くだった。
その弘前城の雰囲気は素晴らしかった。品もあるし、桜の木々の本数が半端なかった。きっと花見の季節は相当綺麗だろうなぁ。

青森よりも歴史が深い感じがしたし、城下町好きとしてはすっかり弘前のファンになってしまった。岩木山の麓につくられたのもきっと意味があったんだろう。

そして弘前のオーディエンス。
ねぶた祭りなど、祭り好きな市民性もあるのかもしれないが、異常に盛り上がった。盛り上がり方も、「祭り」的な盛り上がり方。
何度も行ってる街の良さもあるけど、こうして初めていく街の新鮮さもまた格別だ。また訪れたくなる。いや、必ず来たい(笑)!

もうツアーも最終コーナーに入った。
少し寂しい気持ちもある。
でも、残り駆け抜けるぞ!

苫小牧~旭川~弘前に来てくれたみなさん、どうもありがとう!