渋谷プレジャープレジャー ワンマンライブ | 寺岡呼人 オフィシャルブログ 「LONG GOOD-BYE」 Powered by Ameba

渋谷プレジャープレジャー ワンマンライブ

ライブの翌日は独特の余韻が残る。
ライブ後の疲労、打ち上げのお酒、そして宴の後の寂しさ、、、。
大方のアーティストはこの感覚あると思う。

僕はこの寂しさを意識しないようにいつも努力する。
わざと翌日に予定を入れたり、朝も早く起きたり。
でも、今回はキタね。
あの「余韻」が。


ワンマンをここでやろうか、ずっと迷ってた。
ジュンスカの真っ最中だし、何かとレコーディングも入ってくるだろう。
でも、去年のワンマンから時間も経ってる。
で、とれたのが金曜日という平日。
3月30日をとって、メンバーに伝えてみたものの、実際リハーサルをするのは、本番のギリギリ前で、特に何も決められないまま時間が過ぎていた。
いつもバタバタと曲を決め、バタバタと本番、そんな感じだったし。

でも今回は林久悦君が、積極的に「曲順考えてみます」とアプローチしてくれた。
彼は今回のジュンスカのライブ演出家でもある。
そこで、自然と林君に「丸投げ」するカタチになった。お任せというのではなく、ジュンスカの演出での信頼もあるし、僕も「演者」として、林君の演出を演じきりたいと思ったのだ。
自分では絶対選ばないだろう選曲、曲順すべて、今回は林君の考えたものだ。
ライブ数週間前にメールでもらった、第一稿の曲順が素晴らしく「これでいこう」と、ほぼ最初に考えた曲順が今回の曲順になってる。

ライブ後にも林君に「自分の考えた曲順をちゃんと盛り上げる喋りを考えてくれたり、助かりました」と言われた。自然と自分の中で、この曲順を盛り上げる話が出てきたのかもしれない。


ライブ直後、楽屋に戻ったら、ベースの林由恭君が「今日は本当によかった」を連発していて、彼は本音で言うことを知ってるので、「今日は成功!」と思い、ホッとした。
打ち上げでも、同級生のケースケや、後輩のチクが「今まで一番よかった」と言ってくれ、過去の僕を見てきた友達がそう言ってくれるのは本当に嬉しい。
林君も「初めてやる新曲で、泣いてる人が何人かみえた。こういうのって凄いと思うし、いいライブだというのを確信した」と言っていた。

そう、新曲「スマイル」。
僕の持論で「真のポップスは、明るい曲なのに涙が出る曲」なのだ。
カーペンターズを聞くと、ポップスなのに涙が出そうになるあの感覚。
もし「スマイル」がそんな風に伝わったとしたら、それは本当に嬉しいことだ。

ゆずの岩沢君も来てくれ、打ち上げで美味しい酒を酌み交わした。
「ますます若返ってます。あのTシャツにあのベストを着こなせるなんて」と言われた(笑)。彼は僕のブログのトップ写真の緑のカーディガンに絡んだ唯一の男。
「あの色を着こなせる40代は、、、」みたいな(笑)。

北川君もそうだけど、バンドの仲間、スタッフ、そして勿論ジュンスカのメンバーと、ファミリーみたいな繋がりがいつの間にか、僕には出来てるんだなぁと思った。それは幸福な事だよね。裸一貫で上京してきた子供がこんな人達に囲まれてる。

そして何より、こんな僕のライブに来てくれるみんなに感謝!
そんな僕は来年ソロデビュー20周年です。
是非、一緒に盛り上がっていきましょう。祭りじゃぁー(笑)!


ワンマンライブに来てくれたみなさん、どうもありがとう!


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