『OK!!! C’MON CHABO!!!』 ギブソン(CHABO’S BLUES)/ザ・クロマ | 寺岡呼人 オフィシャルブログ 「LONG GOOD-BYE」 Powered by Ameba

『OK!!! C’MON CHABO!!!』 ギブソン(CHABO’S BLUES)/ザ・クロマ

02. ギブソン(CHABO’S BLUES)/ザ・クロマニヨンズ

個人的に偶然ヒロト君と最近再会して、よく食事など誘ってもらっていて、そこで「僕らはある時期からずっとレコーディングはモノラルなんだよ」と聞いていた。
そしてこのアルバムのマスタリングの日、スタジオに届けられたマスターデータはザ・クロマニヨンズだけが唯一アナログテープ!しかもリールには曲の分だけの長さのテープ。後は恐らくもったいないので、今後の為にとっておくのだろう。
拘りというとそれまでだけど、なんていうか音楽そのものへの愛をそのアナログテープに感じた。他のアーティストはみんなデジタルマスターで、最初から音圧を突っ込んで納品できるのだが、クロマニヨンズは最初ビックリするぐらい音が小さかった。昔はみんなこれぐらいの音圧だったんだなーと新鮮だった。
さて、ザ・クロマニヨンズの「ギブソン(CHABO’S BLUES)」。
「ショーウィンドウのギブソンを手に入れたい」というロック少年そのもののナンバーを、ロック少年そのもののザ・クロマニヨンズがシャウトしまくる2曲目。テンポもオリジナルよりも上がり、またモノラル録音だからか、ガレージパンクのような荒々しさと、ロックンロールの純粋さが同居し、“CHABO’S BLUES”の普遍性を証明したナンバーになった。


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