ゴールデンサークVol.15@武道館 | 寺岡呼人 オフィシャルブログ 「LONG GOOD-BYE」 Powered by Ameba

ゴールデンサークVol.15@武道館

過去の「ロンググッドバイ」から徐々に移設しまーす(笑)。
まずは、武道館。

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ゴールデンサークルVol.15が終わった。
多分みんながそうだと思うけど、僕も色んなシーンが頭の中をよぎってる。
夢だったような、現実だったような、とてもミラクルで、不思議な一夜だった。

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打ち上げで、メンバーが輪をつくって、囲むように飲んだ。
そこでは大した話をしてる訳じゃないんだけど、終始みんな笑顔だった。
その笑顔が「ゴールデンサークル」だった!
上手く言えないけど、この笑顔はゴールデンサークルだから出てくる笑顔な気がしたのだ。


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僕はゴールデンサークルで、何をしてるのか?
究極に考えると「何もしてない」。
「ただいるだけ」だ。
でも、打ち上げを終えて、酔っぱらいながらタクシーに乗ってる時に思った。
「いるだけなんだけど、とにかく笑顔だけは絶やしてない」(笑)。
仕切り下手だし、アレンジも任せっきりだし、でもみんながいる時、笑顔で打開しよとしてるのは間違いない!うーん、これも誰でもできるかもしれない(笑)。


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日本の音楽が欧米に比べて幼稚なのは、音楽が横一線だからなんじゃないかな。
「バックトゥザフューチャー」でも、さりげなくチャックベリーへのオマージュがある、「ブルースブラザーズ」はさもありなん、「トイ・ストーリー」だって50年代の西部劇へのオマージュがあり、現代と対比させる。それをさり気なくできるから、芸術が「大人」なんだと思う。
手前味噌だけど、この日のゴールデンサークルは「大人」のフェスだった。
言葉で説明する必要なんてない、あの一夜がすべてを表してると思う!
音楽のマジックのすべてが。


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話をもどそう(笑)。
ゴールデンサークルは僕じゃなくてもできるって思いでこの9年やってきた。
声をかけることは誰だってできるしね。
でも、会社独立して、一人でやり始めて、このゴールデンサークルにたどり着く過程、そして本番を終えて、「フェスにも個性があるかも」と思い始めた(笑)。そうだとしたら、ゴールデンサークルは僕が関わることでしか生まれない個性があるのかもしれないって。


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最後に話した「規模と価値観」の話もそう。
規模だけで動く時代は終わっていて、これからはそれぞれの価値観で動かないとダメな時代だと思う。これを教えてくれたのは、今回のエグゼクティブプロデューサーのイープラスの橋本さんだけど、規模でいえば大きい規模でやってるアーティストが沢山でてくれた。それは「規模」。でも「価値観」はまた別次元であると思う。僕はまた今日から下北の小さなライブハウスでやるけど、でもその価値観と武道館でやった価値観は同じで、その価値観がなかったら誰も賛同してくれなかった気もする。それにその価値観があったから、下北「呼人の部屋」で中村 中という才能にも出会えた。こんなに大きな「価値観」もない。だから僕と同年の人や社会に出てる人や学生はついつい、「規模」の中で居場所を失ったり、疎外感を感じたりしてる場面が多々あると思うけど、せっかくゴールデンサークルに立ち会ってくれたんだから、「自分の価値観を一緒に見つけたい」と思って、最後にあの言葉が出たんだと思う。



今回は僕のリクエストでシングル曲ではなく、カバーの「織江の唄」、そしてアルバムから初披露の「戦争を知らない僕等の戦争」を歌ってくれた中村 中ちゃん。おそらく50年に一人の才人。
僕は彼女を友人の石田匠君から紹介してもらい、「呼人の部屋」に出てもらった。
その時の衝撃は今でも忘れない。
この才能を世に知らしめる事ができないとしたら、それは完全に音楽業界が間違ってる。
でも大丈夫。彼女は50年後もあの才気溢れるムードで日本を、いや世界を席巻してるはずだから。

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ゆずの二人は説明の必要ない。
だってゴールデンサークルそのものって言っても過言じゃないから。
ゆずと出会って「三世代のイベントできないかな」って思い始めた。
そして、一番多く出てもらってる!
打ち上げでの、なんか「ホーム感」は、何にも代え難いものだと再認識した。

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桜井は、、、。
もう凄い(笑)。
忙しい時期なのに、とても協力的で、「僕のコーナーでも一緒に何か歌ってくれない?」というリクエストに「是非『マチルダ』を歌いたい」と言ってくれ、更に当日「マチルダの為にスーツを新調してきた」と。チャボさんとの『月夜のハイウェイドライブ』も快諾してくれたし、なんていうか20年前に出会った頃の、レスポンスの早さと、その場を入り込んで楽しむ感じが全く変わってないようにみえる。
それって、凄いことだ。二人で走り回って歌った『星になれたら』はそういう意味でも青春で(笑)、感慨深いものだった!


民生っちは、改めて「大好き」になった(笑)。
同期というのは、また全然違う感覚があって、これは言葉では説明しずらいからやめるけど(笑)、それとはまた別で、民生っちの表面じゃなくて、決して表には出さない、奥にある「優しさ」とか「友情」とか「愛」に触れると、もうアカン(笑)。広島人だからかなぁ。この感覚。
それが更に奥深くなったと思った。昔の寺田の頃も勿論あったけど。
滅多に向こうからメールくれないんだけど、打ち上げ終わって別れた後、「おつかれ」メールをくれた。次の日はツアーの初日なのに、最後まで打ち上げにいてくれた事も含め、愛してやまない民生っちでした。



チャボさん。
もう最高だった。
今日チャボさんへのメールにも書いたけど、「色々引っ張り回してすみません」という気持ちと「どうだ!俺のチャボ、格好いいだろう!ロックンロールだろう!」という気持ちが混在した一夜だった。
もう、僕の期待以上のパフォーマンスと存在感。
チャボさんがいる限り、僕等は目標にできるのだ。
2次会に出られなかったチャボさんは、家であの日のライブの映像を最初から最後まで観ててくれたそうだ!その感想もメールでもらった。もう恐縮至極すぎる。でも嬉しい(笑)。
高一の時に武道館でみたRC、チャボさんが高一の時に武道館で見たビートルズ、そんな繋がりもあり、桜井が高校生の時にずっと聞いてたチャボさんとの『月夜のハイウェイドライブ』。
ここにも武道館というハコも含めた「ゴールデンサークル」があった。

個人的にも来年、や、還暦を盛大に祝うライブも画策していて、しばらくチャボさんの近くにいられるのが幸せ(笑)。
是非、アルバム聴いて、ライブにも来てください。


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さて、二次会が終わって、メンバーが帰った後、寂しい僕は当然のように岩沢君を誘って「一杯だけいかない?」って言った。すると「僕が呼人さんの誘い断るわけないじゃないですか」と、すっかり出来上がった目で答えた(笑)。で、そこにいたGCメンバー、そして中村 中ちゃんを誘って「和民」へ(笑)。
ゴールデンサークルらしいシメで、一夜は終わった。

最後に、ゴールデンサークルバンドのメンバー、林兄弟、磯貝君、ジーケン君、新川さん、本当におつかれさまでした!そして、スタッフのみなさん、おつかれさまでした!

そして!
ゴールデンサークルに来てくれたみなさん、本当にありがとう!

これからも、寺岡呼人とゴールデンサークルよろしくお願いします!


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