無職空。一日が大事。第四話『通所三日目』。 | 寺本まことのブログ。444(エンジェルナンバー)。

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無職空。一日が大事。第四話『通所三日目』。
もう生きていても仕方ない。伊藤カイジはそんなことを思うようになった。
信用、信頼出来る者は最早誰もいない。
生活保護で安い飯を食べることは相変わらず変わってはいない。
眠れない夜を過ごす中、やがて朝日が部屋へと差し込んできた。
日光の光。伊藤カイジは朝8時にパジャマから洋服へと着替えると
アパートの自室から飛び出した。
まだ朝方とも言える時間帯に外を歩く。
季節は丁度夏になる前のあたりの5月後半である。
伊藤カイジは駅に通じる道の一つに森林がある自然豊かな公園を思い出した。
今日からそこを歩いていこうとカイジは思った。カイジは車の運転免許証を持っていない。
意外にも一般人が持っていて当たり前とされる数多くの一般的な知識を獲得できていなかった。
だから新幹線にも一人で乗ることが出来ない。
カイジは森林がある公園への中に入ると、ベンチへと腰を下ろした。
伊藤カイジ「はぁ、空気って味がついてんだなあ」
伊藤カイジはしばらくリラックスしたのち、立ち上がった。
そして歩き出した。人間牧場へと行くためにである。
やがて森林がある公園を抜けしばらく歩くと駅へとたどり着いた。
カイジは定期券を使うと改札口を通り抜けた。
そして、電車に乗る。