薬局の近くの土手を自転車で通りかかって、久しぶりにドクダミの白い花が目につきました。

ドクダミは日本古来の薬草ではないようですが、民間薬の薬草としては一番知られて、なお需要は多い感じがします。ドクダミの生薬名はじゅうやく(十薬)といい、便秘には葉を煎じたものを、はれものやおできには、葉をすりつぶしてつけておく。また蓄膿症に、生の葉を塩でもんで、鼻腔に差し込んでおくと膿のような鼻汁がたくさんでる。このような民間薬の利用方法を知る人が少なくなって、年間数えるほどしか売れなくなりました。ドラッグで売っている市販薬に劣らない効果があるのに、残念です。糖尿病に連銭草(れんれんそう)腎臓結石・膀胱結石にウラジロガシ・胃腸に決明子(けつめいし)などが有名です。