肺マック症、聞きなれない病名ですが、非結核菌による感染症に一種ととらえられ、抗生物質による治療がスタンダードなようです。慢性の咳、微熱、倦怠感を主症状として、時間とともに体重減少のような状態にもなります。もちろん菌が原因なら抗菌剤が主たる治療薬になりますが、結核の治療と同じように身体の免疫力回復が大事になります。
すると、漢方薬との併用が治療にとって大事になります。
漢方薬の治療薬としては、補血薬のジオウを主とし、潤燥薬のバクモントウ、テンモントウ、補陰薬のジコッピなどが入った処方がよくつかわれます。瓊玉膏(けいぎょくこう)や滋陰降火湯(じいんこうかとう)が候補に挙げられます。
このような病気には、抗生剤や抗菌剤だけでは、年齢の高いかたには治療効果をあげることはむずかしい。できれば漢方薬の補肺作用のあるものを併用すべきです。
