こんにちは。滋賀県は彦根市日夏町で小さな学習塾Restを主宰しております。平和堂日夏店、正確には、ユトリ珈琲の真正面となっております。詳しい塾の情報はホームページでチェックしてくださいね。 寺子屋レスト                   


今日は日曜日で、10時から18時まで、自習室を開けております。


娘は宿題を、私は事務仕事と自分のお勉強など、今日は自習室にこもってまったりしようかなと思います。勉強がしたい人はもちろん来ていただいて結構なので、遠慮せず来てもらえればと思います。



とはいえ、そういう年回りか、勉強をしに来る子がそれほど多くはいないのが少し気になるところではありますが・・・。


せっかく作った自習室がもったいない・・・。まぁ、自習室があるのは今年だけの話ではないので、またフル活用できるようになればいいとは思いますが。


私はいつも思うのですが、勉強って強制されてやるものではないというのと、ある程度は強制はすべきという思いが入り混じるんですね。


困るのは自分だから放っておけばいい、というのも一つの考えでしょう。人生どこかで一回は、必ず思い切り勉強しなければいけない時があるらしいから、その時になるまで放っておくと。


それが、高校受験の時にくるかもしれないし、大学受験の時かもしれない。はたまた、働き出して、仕事に関連する何かを勉強する時になって、初めて本気で勉強に取り組む、そんな人もいるかもしれません。


ただ、こういう人は必ずと言っていいほど、若い時にもっと勉強しておけばよよかった・・・などと後悔することも多いので、だとしたら、早めに強制されてた方が幸せな人生を送れたのかな、とも思ったり・・・。



また、一方で、強制されることで頑張る子もいたりします。これも、以前、医者になった二人と話していたのですが、親があそこまでガミガミ言わないと、自分は医学部には合格しなかったと二人とも言っていたんですね。


私の周りの友人に聞いても、小さい頃は勉強にうるさかったという親がほとんどです。もちろん、これは人それぞれかとは思うし、言い方、タイミング、色々と難しいところはあるでしょうね。


うちの親も、小学生くらいまでは結構、ガミガミ言っていましたが、それ以降はほぼ、ノータッチででした。今でも覚えているのは、小学校3年生くらいだったか、漢字テストで20点をとった時にめちゃくちゃ怒られましたからね。今でも覚えているくらいです。


親父に至っては、全く勉強の話はしませんでした。かといって、放置というわけではなく、親父なりにいい感じの距離を保とうとしていたのだと思います。オカンが十分うるさかったし。


今から思えば、ガミガミ言うのだったら、できるだけ早い段階でやるべきことはやる、ということを習慣づけておいた方がいいかな、ということです。


つまり、後になればなるほど、反抗期と重なって、言ってもほぼ無駄、という場合が少なくないということ。


例えば、非常によくあるのが、小学校、中学校の前半と、スポ少や部活にどっぷりの生活を送って、ろくに勉強もさせてこなかったのに、高校受験くらいの時期になっていきなり勉強をさせようとするパターン。


いきなりそんな勉強を頑張る子になんかなるはずがありませんから。


別にスポ少や部活が悪いのではなく、バランスのとれた生活をさせてこなかった親に原因があります。残念ですが、原因はほぼ100パーセント親です。勉強もできて、スポーツも、なんて子もいますが、そういう家は必ず、小さい時からスポーツなどと同じくらい、勉強にも関心のある家です。


おそらく、小さい時から毎日やらなければいけない勉強というのも決まっていて、スポーツと同じくらいの大切さで、勉強もさせていた家である場合が多いでしょう。勉強しないなら、スポーツもやらせない、みたいな。


そうではなく、勉強はとりあえずいいから、小学生のうちはスポーツを、といった具合に、それでもきちんと勉強についていけていれば問題ないかもしれないけど、勉強がついていけていないのにそれを放置していたら、学習面に関してはマズいことになるのは当たり前ですよね。


親の言う通りにしてきただけなのに、急に勉強しろと言われても、子どもの方としたらたまりません。もはや、どこから手をつけたらいいのか分からないでしょう。


学のある子に育って欲しいという思いが親の方にあるのであれば、そのあたりのことはきちんと親の方でコントロールしてあげるべきかかと思います。


勉強なんてどうでもいいと、親が本気で思っているのであれば、それはそれでもいいと思います。後々、大変だと思いますが・・・。


スポーツや部活は、基本的には楽しいですからね。嫌々やる子は普通はいないだろうし。そりゃ、いつまでもやりますよ。やらなければいけないはずの勉強なんて放っておいてでも。


それをよしとするのか、ストップをかけるのか、というのも、結局は親次第ということになります。


ここまで酷いとは思わなかった、なんて中学生になって言われる親御さんもおりますが、我が子の成績に関心があれば、そんなはずはないわけで、昨日、今日、いきなり勉強ができなくなる、なんてはずがないわけです。


すべて子どものせい、なんて子どもが可哀そう過ぎますからね。その船には親も一緒に乗っていたはずです。



だらだらと書いてしまいましたが、簡単に言えば、しっかりとした教養のある子に育って欲しいと願うのであれば、親の方にもやるべきことはたくさんあるということでしょうか・・・・。


子育て期間なんて、長い人生、一回きりなんでね・・・・。



            



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