こんにちは。滋賀県彦根市日夏町で、小さな学習塾「寺子屋Rest」をやっています。
私と嫁さんの二人で運営している、江戸時代の寺子屋をイメージした、こぢんまりとしたアットホームな学習塾です。
場所は平和堂日夏店近く、ユトリ珈琲さんの真正面です。無料体験はいつでも受け付けておりますので、塾をお探しの方はお気軽にお問い合わせください。
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寺子屋Rest
今日は水曜日で、今日までお休みという人も多いでしょうか。塾の方はカレンダー通りのスケジュールで休むことはなかったですが、明日からまた平常運転ですね。イレギュラーにお休みが入ると調子が狂います。
まだこの時期なのに風邪を引いたり、コロナやインフルエンザに罹ったり、体調を崩している人が多い気がするので、これを読んでいる皆様も体調管理にはお気を付けください。
さて、今日は「ドパガキ」という言葉から考える、子どもたちの集中力について。
最近、ニュースやSNSなどで「ドパガキ」という言葉を見かけるようになりました。なんとも品のない言葉ですが、「ドーパミン中毒のガキ」を略したネットスラングだそうです。
もちろん正式な医学用語でも何でもありませんし、子どもたちをひとくくりにしてこの言葉で呼ぶのもどうかとは思います。
ただ、この言葉が生まれてきた背景にある問題については、なかなか笑って済ませられないものがあるように感じています。
今の子どもたちは、私たちが子どもの頃とは比べものにならないくらい、日常的に強い刺激にさらされています。特にTikTokやYouTubeショートなどの短い動画。
数十秒、短いものなら数秒ごとに次から次へと新しい映像や音楽、情報が流れてきます。
少し面白くなければすぐに次へ。
それも面白くなければ、また次へ。
指一本動かすだけで、次から次へと新しい刺激が入ってきます。これは大人でもなかなかやめられません。ましてや自制心がまだ十分に育っていない子どもであれば、なおさらでしょう。
一方で、勉強というものはどうでしょう。
英単語を覚える。
漢字を何度も書く。
計算問題を繰り返す。
教科書をじっくり読む。
分からない問題を何分も考える。
間違えた問題をもう一度解く。
はっきり言って、ショート動画のような派手な刺激はありません。むしろ勉強というのは、ある意味では「退屈に耐える力」が必要なものだと思います。
すぐに答えが出なくても考える。
面白くなくても続ける。
同じことを何度も繰り返す。
そういう地味な作業の積み重ねによって、少しずつ力がついていくものです。ところが普段から数秒単位で刺激が切り替わる世界に慣れてしまえば、10分、20分と一つのことに集中すること自体が苦痛になっても不思議ではありません。
実際、この仕事を長くしていると、以前と比べて「待てない子」「考え続けられない子」が増えてきたように感じることがあります。
問題を読んで少し考える。
分からなければもう少し考える。
以前なら普通にできていたその時間を、非常に長く感じる子もいます。
ほんの少し詰まっただけで、
「分かりません」
「答え教えてください」
となってしまう。
でも、本当の意味で学力を伸ばすためには、その「分からない時間」が実はとても大切だったりします。自分の頭で考えて、こうかな。いや違うな。じゃあこっちかな。と試行錯誤する。その時間が思考力を育てていきます。答えをすぐにもらってしまえば、その場では問題は解決します。でも、考える力はなかなか育ちません。
もちろん、こうした変化のすべてをスマホやSNSのせいにするつもりはありません。ただ、これだけ子どもたちの生活環境が変わっている以上、まったく影響がないと考える方が無理があるようにも思います。
大人でも気づけばスマホを触っています。通知が来れば見る。少し時間が空けばSNSを見る。動画を一本だけ見るつもりが、気づけば30分経っている。
大人ですらそうなのですから、子どもだけに「自分で我慢しろ」と言うのもなかなか酷な話です。だからこそ、周囲の大人がある程度環境を作ってあげることも必要なのではないでしょうか。
勉強するときはスマホを別の部屋に置く。通知を切る。動画を見る時間を決める。何も刺激のない時間を意識的に作る。
自習室に来るというのも、その一つだと思います。自分の意思だけに頼るのではなく、集中せざるを得ない環境に自分を置く。これは決して悪いことではありません。
以前にも書きましたが、勉強は「やる気」が出てから始めるものではありません。まず始める。続ける。それを習慣にする。その中で少しずつ集中できる時間も伸びていきます。
便利なものをすべて否定する必要はありません。YouTubeもSNSも、使い方によっては非常に便利なものです。ただ、それに使われる側になってしまってはいけない。自分で時間を決めて使っているのか。それとも、気づけば何時間も使わされているのか。そこにはかなり大きな違いがあります。
「ドパガキ」という言葉は、正直あまり好きではありません。ただ、この言葉がこれだけ広がっているということは、それだけ多くの人が今の子どもたちの集中力やスマホとの付き合い方に違和感を持っているということなのかもしれません。
勉強だけではありません。一つのことにじっくり取り組む力。すぐに結果が出なくても続ける力。退屈でもやるべきことをやる力。こうした力は、これから先、大人になってからも必ず必要になります。
便利な時代だからこそ、あえて少し不便な時間を作る。何もない時間に耐える。一つのことにじっくり集中する。そんな力を意識して身につけていくことが、これからますます大切になってくるのではないでしょうか。

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たまに他のSNSで見かけることはありますが、TikTokはアプリも入れてないのでよく分かっていない寺子屋レスト 塾長。
周りの友人もやってる人はいないのでよく分からないけど、子どもたちを見ていると、影響を受けている子は少なからずいるようです・・・

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