夢見る小学校という映画が話題になっている。

テストなし、校則なし、制服なし。

全て今のごく普通の公立で決められている「決まり事」がなしだ。

自主上映が全国各地に広がっていて先日世田谷でも上映会が行われた。

実際東京都にはいくつかそのようなタイプの公立学校がある。

私もその1つに行ってみた。

その学校もテストは定期的にはない。

その代わり小さなテストが日常的にある。

だからある意味気を抜けない。

そして板書はスマホ撮影ok.

すなわちスマホ学校内持ち込みokだ。

そしてもちろん制服なし。

校則なし。

生徒が自主的に決める。

職員室前にはハンモックがあってそこで一日揺られて過ごしている生徒もいた。

そして職員室前には3人くらい座れる机がいくつか置かれていていつでもそこで先生に勉強の質問ができる。

もちろん授業に出たくない子はそこで先生に授業中でも質問、要するに自習できる。

すべて自分で考えて自分の責任で行動するようになっている。

ここまで読むと「本当にそれで大丈夫なの?」と思うかもしれない。

大丈夫とは何かということになると思うけれど今の普通の学校に通っていても大丈夫なの?ということだと思う。

行政からタブレットを渡されてそれを使いこなして独自の勉強を進められる子もいれば

そのタブレットで授業中から教師の目を盗んでゲーム三昧という現実もある。

教育のあり方は簡単には決め付けられないし語れないが今、様々な試行錯誤が必要なことだけは間違いないだろう。

寺子屋もその中で自分のできる役割を果たしていきたいと思う。