かなり変わり者なコースを進んだ台風12号が、とりあえずは通過していった。でもまだまだ日本の近所で迷走するらしく、蒸し暑さが続く見込み。

 

さて、暑いときには「あつ~」という言葉が出る。こういう言葉を、口にすべきという考え方と口にすべきでないという考え方があるらしい。

そう言えば子どものころ教師に「暑いと言うと余計に暑くなるから」と言われたことがあった。

けれど私は結局、「あつ~」と言う人に育っていった。もちろん、時と場合はわきまえますが。

 

そう育ったのは、父が体が弱くて、肺が3分の1しか動いていなかったことと関係している。

呼吸器がそんな状態なので、ちょっとしたことでしんどがっていた。そうすると「あ~、しんど」「あ~、えらっ」と言うのだ。そして「なんか、しんど~と言うと、ちょっと楽になる気がする」と言っていたのだった。

 

ふり返ると、一種の呼吸法みたいなものだったのだろうと思う。

そして個人的には、「あつ~」とか「しんど~」とか言った方が良いと思う。「言ってはいけない」という”教え”が強すぎると、そのうち「暑いのも寒いのも気持ちの持ちようだから」とか言って、何も感じなくなることもあるだろうし、それはかなり危険だろう。

 

時と場合をわきまえて、感じていても言わないという規範はありうるのだと思う。

しかし、それほど規範的にふるまわなくても良いところでは、「あつ~」と言っておくくらいでちょうどよいと思う。

とういことで、まだまだしばらく「あつ~、あつ~」と言い続ける日々が続きそうだ。

 

ヒグラシの声を聴きたい…。