こんにちは、個別指導補習塾「寺子屋ナムー」です。


令和のリーダーシップは上から目線ではなく横から目線が大事だと言われています。


親は子供にとってリーダーですから、親子関係でも横から目線を大切にするという考え方は応用できます。


自分の子供が勉強ができなかったり、発達障害のためにできないことが多かったりすると、つい「うちの子はこれができない、あれもできない」と思ってしまいます。


そして「何であなたはこれができないの」と上から目線になってしまいます。


でも考えてみて下さい。


お母さんお父さん自身もできないこと、たくさんありませんか?


・子供が話しかけたときに必ず手を止めて話しを聞いてあげられていますか?


・毎日子供の宿題に、子供が理解するまで付き合ってあげられていますか?


・子供の質問に、子供が納得する答えを答えられていますか?


・子供が「バク転の見本を見せてよ」とか、何か見本を見せてよ、と言われたときに全部できていますか?


胸に手を当てて考えてみると、私達だって親として完璧ではありません。できないことの方が多いかもしれません。


それなのに、子供にだけ「あなたはあれができない」「これもできない」と思うのは不公平ではないでしょうか?


ではどうすれば良いのか?


子供が今できることに注目してあげて下さい。


そして、「うちの子は今はこれができる、これを今より良くするにはどうしたら良いか?」という考え方をしてみます。


今の自分にはとてもできないような高い理想を掲げても、大人だって「そんなの無理だ」という気持ちが勝ってしまい、達成はできないと思います。子供なら尚更です。


例えば、あなたが今スペイン語を全く話せないとします。

「スペイン語がペラペラになる」という目標を掲げてみて下さい。…できる気、しますか?大抵の人は「そんなのできない」と思うと思います。


何故そう思うのか?それは、あなたが今お子さんに対して「この子はこれができない」と思っているように、あなた自身に対しても「私はスペイン語ができない」という見方をしてしまっているからです。


では、「今より良くするにはどうしたら良いか?」と考えてみるとどうなるでしょうか?


あなたがスペイン語を話すためには、いくつかの課題を達成する必要があります。例えば、スペイン語の発音ができなければなりません、スペイン語の単語を覚えなければなりません、文法を理解する必要もあります。


この中で、「スペイン語の発音ができるようになる」という課題に注目してみましょう。少なくとも今、あなたは日本語の発音はできているのだから、「今の日本語の発音から、スペイン語っぽい発音にするためにはどうしたら良いのか?」と考えればよいのです。そして、当面の目標を「スペイン語の母音をそれっぽく言えるようにする」とすれば、それだけなら達成できそうな気がしませんか?


勉強ができる人はこんなふうに、最終目標を達成するためには、どんな課題があるのかを考えて、今の自分が達成できるところから一つ一つクリアしていく、という作業を繰り返しているのです。

そして、勉強の才能がある人は、課題の達成速度がとても早かったり、同時並行で多数の課題をクリアしていたりするのです。


今のお子様からかけ離れた遠い目標を見ていても現状は変わりません。

今のお子様ができることに注目して、「どうしたらもっと良くなるか?」という考え方でお子様に接していれば、遠いと思っていた目標もいつの間にか達成していたりするものです。


お子様に対しても、ご自身に対しても「あなたはこれができない」「私はこれができない」という上から目線はやめて、「今はこれができる、もっと良くするにはどうすれば良い?」という、横から目線で見てみて下さい。


気持ちも軽くなりますし、親子関係も良くなると思います。

 

お子様が現時点でどこまで何ができるのかを親が客観的に把握するのは難しいと思います。寺子屋ナムーではお子様が何ができて何を課題にしたら良いかのアドバイスも致します。ご見学・ご相談は初回無料ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。

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