こんにちは、個別指導補習塾「寺子屋ナムー」です。
お母様・お父様は子供に勉強をしてもらいたい、でも子供はあまりやる気がない…やる気があっても学力が伸びない…そんなお悩みをお持ちのご家庭のお手伝いをしています。
当塾は、2023年までは発達障害・グレーゾーンや学校の勉強についていけないお子様を対象にしていましたが、今年から「お子様に勉強をしてもらうようになって欲しい」と思っていらっしゃるご家庭を広く対象にすることに致しました。
発達障害のお子様でも定型発達のお子様でも、「（今現在）勉強ができないお子様」をお持ちのご家庭の問題は共通していると分かりました。そして当塾のやり方で、発達障害・定型発達にかかわりなく、お手伝いができると分かりましたので、今年からは全てのお子様を対象とすることに致しました。
今日お話ししたいのは、発達障害・定型発達にかかわらず、「お子様が勉強できるようにならないご家庭」「勉強できるようになるご家庭」の違いについてです。
今まで生徒さんを見てきて、お母様お父様が「勉強が大切だ」「勉強ができるようになって欲しい」と強く思っているご家庭のお子様は例外なく伸びています。
逆に「ありのままの我が子を受けれたい。受け入れて欲しい。」と思っているご家庭は、残念ながら最後まで学習習慣がつきません。
何故か？
「成長」とは現在の自分を否定するところから始まるからです。
「今よりも勉強ができるようになって欲しい」ということは、つまり「今の子供の状態ではダメだ」と思っているということです。
「ありのままの我が子を受け入れたい」と思っているご家庭が勘違いしているのは、「子供の人格を認めることと、子供の行動を認めることは同じである」と思っていらっしゃることです。
「勉強をできるようにする」というのは、「子供の行動を変える」ということで、子供の人格を否定することではありません。子供の人格を肯定しつつ、「行動」を変えてもらうことなのです。
お母様お父様が、そこを理解していらっしゃらないと、いつまでたっても子供は勉強ができるようになりません。
当塾のブログは今まで、「ありのままの子供を受け入れる」ということを前面に押し出した書き方をしてきましたので、そのことで誤解を生んだということもあるかもしれません。
子供に行動を変えてもらうためには、親の強い信念と根気強い働きかけが必要です。
特に大事なのは「親が信念を持ち続けること」です。
親が少しでも「勉強できなくても飢え死にするわけではないし…」と思ったならばそれは子供に伝わります。
親が「勉強しなかったら生きていけない」くらいに思っていて、子供はやっと勉強する気になるのです。
勿論、生まれつき学習意欲が盛んなお子さんもいらっしゃいます。
そういうお子さんは親が少し促したり、塾等の勉強する環境に子供を置けば、自ら進んで学習しますから、そこまで親が厳しくある必要はないのです。
でも、学習意欲が低いお子さんに勉強をしてもらうためには、親が「勉強しなくてはならない」と強く思うことが必要です。
当塾には知能検査の結果が低いお子さんもいらっしゃいます。でも、親が「勉強しなければならない」と強く思っていらっしゃるご家庭のお子様は、分からないことがあっても、あきらめず、積極的に勉強に取り組めるようになっています。
そうでないご家庭のお子様は、分からないことがあったら諦めてしまい、いつまでたっても勉強に取り組めるようになりません。
塾にいる時間よりも親と一緒にいる時間の方が長いのです。
そして、子供に衣食住を提供して生殺与奪権を持っているのは親なのです。
子供はそのことを良く分かっています。
勿論、塾の先生はできる限りのサポートはしますが、四六時中お子様と一緒にいることができる親とくらべて、塾にできることは限られてしまうのです。
お子様に「勉強ができるようになって欲しい」と思っているお母様お父様は、今一度ご自分が本当にそう思っているか、考えてみてください。
「お子様に勉強ができるようになって欲しい」と心から思っていらして、ご家庭ではできない部分のサポートが必要でしたら、いつでもお越し下さい。
全力でサポートさせていただきます。
ご見学・ご相談は初回無料ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。
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