こんにちは、発達障害児・グレーゾーン・育てにくい等、個性の強いお子様向け学習塾「寺子屋ナムー」です。

 

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卯ノ先生(うのせんせい)(@uno_sensei) • Instagram写真と動画

 

4月に入学した新1年生も学校に慣れてきた頃でしょうか。

 

息子もお蔭様で4月から1年生になり、慣れない学校生活にバタバタしていて、ブログを更新するのに間が空いてしまいましたあせる

 

ところで、発達障害児の親が悩む問題の1つに「支援級にするか?普通級にするか?」という問題があります。

 

定期健診などで発達の遅れがあれば、就学相談を受けることになります。

就学相談を受けていると、小学校入学の前の年に、教育委員会から支援級か普通級かの認定が出されます。

ところが、支援級の認定が出ても、普通級に通わせることはできるのです。

学区内の小学校の普通級は誰でも通うことがでるので、「普通級に通います」と役所に伝えれば、支援級の認定が出ていても普通級に通うことはできるのです。

 

そのため、支援級の認定が出ても、「支援級にするか?普通級にするか?」と悩むことになるのです。

 

「何故悩むのか?」と不思議に思われる方もいるかもしれません。

 

「子供がどのように将来成長するか」が、親には分からないから悩むのです。

 

「この子は将来、特性が軽くなって、定型発達に近くなる」とか、

「この子は一生、知的能力は定型発達児よりも低いまま」とか、

将来のことが分かっていれば、支援級か普通級かで悩まないのです。

 

「この子は、今は他の子供よりもできないことが多いけれど、成長すればできるようになるのではないか…?」

 

このような期待を持っていると、

 

「普通級の方が刺激が多くて成長するのではないか…?」

「支援級だと勉強が追い付かなくなるのではないか…?」

 

と悩んでしまうのです。

 

先輩ママさんに「支援級か普通級かどうやって決めたの?」と相談したら、

「勉強についていけるなら普通級、ついていけないなら支援級」という単純明快な答えが返ってきました。

 

そのときは「そんなものかな?」と半信半疑でしたが、今思うと、そのママさんの考え方はとても分かりやすいし、良い判断方法だと思います。

 

とはいえ、息子の就学先を考えるときには、そこまで割り切れず、「支援級にするか?普通級にするか?」と悩みました。

 

結果として支援級を選択しました。

 

というのも、色々な方の体験談を見聞きして、「支援級に通っていても、学年が上がって普通級に変わるケース」もあれば、逆に「普通級に通っていても、学年が上がって支援級に変わるケース」もあるということが分かったからです。

 

それならば「将来のことを考えず、今現在の息子を状態を基準にして選択しよう」と思ったのです。

 

当時の息子は、幼稚園で一人だけひらがなの読み書きができませんでした。

「勉強についていけていない」状態です。

ですから、普通級ではなく、支援級にすることにしました。

 

実際に1か月支援級に通ってみて、今のところは支援級にして良かったと思っています。

 

息子に合ったレベルの授業なので、できることが増えて自信になっているようです。

また、朝起きたら「おはようございます!」、おやつのときも「いただきます!」と自分から言うようになりました。

 

子育てのゴールは子供が自分一人で社会で生活できるようにすることです。息子のように将来的に他人の支援が必要になるであろう子供にとって、挨拶ができることはとても大切ですから、挨拶だけでも自分からすすんでできるようになったのだ、と思うと、親として少しホッとした気持ちになります。

 

支援級を選んだことで親戚やお友達など、周りからは色々な反応があります。

けれど、子供の将来を考えてした選択なのだから、堂々としていれば良いのだと思っています。

 

普通級か支援級か悩んでいる…という方は、お悩み相談だけでも大丈夫ですので、お気軽にご連絡下さい。初回相談・見学は無料です。

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