近年、宮古地区の高校では定員割れが続いています。
そのため、合格最低点も下がり続け、
宮古高校でも最近は200点ちょっとで入っている生徒がいるようです。
その結果、上位との点差は200点以上になることもあります。
「入ってしまえば何とかなるだろう。」と考えている生徒が多いようですが、
そのような生徒は入学後、授業についていくのにかなり苦労することになります。
特に数学、英語、物理、古典あたりが問題です。
中学の実力テストで40点台だと、高校では赤点も覚悟しなければなりません。
実際、最初の定期考査を終えたこの時期、
点数の悪さに愕然としている生徒も相当数いることでしょう。
そのような生徒でも、たとえば部活に一生懸命励んでいて、
高校生活を楽しんでいる場合は何とかなるのですが
(いくつも赤点を取っても平気な生徒はいつの時代にもいるものです)、
そうでない場合は早々に学習意欲、そして通学意欲を失い、
ついには退学ということになってしまいます。
寺子屋和敬塾で、少なくとも数学と英語だけでも得意科目にして、
高校へ入学してもらいたいものです。
高校入学後は、こちらに相談になるのもいいかもしれません。