学習塾の選択にあたっては、何と言っても指導内容が最大のポイントでしょうが、

料金も大いに気になるところです。

というのも、たとえば1か月の予算を2万円として、A塾が毎週2時間授業であるのに対し、

 

B塾では毎週3時間の授業が受けられるということになれば、

後者の方がより大きな効果が期待できる、というようなこともあるからです。


その料金を検討する際には、月謝だけでなく、諸経費についても考慮に入れるべきでしょう。

入会金、教材費あたりは目に留まりやすいのですが、小さい字で隅の方に書いてあったりする、

教室管理費、教室教室利用諸経費、生徒管理費、システム管理費、暖房費などといった費用も、

合計すると結構な金額(3,000円~4,000円など)になっていることがあります。

ある学習塾の元経営者の方によると、

「『事務管理費』『システム管理費』などは、月謝を安く見せるために設定されているものです。

塾選びでは料金を比較されることが多いので、見かけの料金を低くしているのです。」

とのことです。名目ではなく、実質的な授業料に注意を払いましょう。


さらに、学校行事や病気等、生徒側の事情で授業をお休みした場合も、

休んだ時間に応じて月謝を割り引いているところもありますので、

そのあたりの取り扱いも確認しておくのがいいでしょう。