長年にわたって小中学生を指導してきたA塾さんが、この春、廃業されたようです。

また、一年ほど前にオープンした個別指導のB塾さんもなくなりました。

一方、東北地方を中心に今年新たに塾を展開されているCゼミさんが、

宮古にも教室を開設しました。

各地のCゼミさんには、サッカー選手のCMで全国的に有名なD学院さんから、

講師の方々が多数移籍したそうです。


学習塾を取り巻く経営環境は、近年厳しさを増しています。

何と言っても少子化が大きな要因ですが、特に宮古市のような地方はその影響が顕著です。

今年の県立高校の入学試験を取ってみても、すべての高校で定員割れという状況で、

高望みしなければ、わざわざ塾など通わなくても合格できるお子さんがほとんどです。

このような中、いかにして独自性を打ち出していくかが生き残りのカギと言えるでしょう。