一週間で勝手に勉強する子供に変わる、
楽しい家庭学習 母勉プロデューサー
小室尚子です。
日本橋の駅地下を通るときに私は必ず、会いにいく人がいます。
日本橋から富士山を見るこの人。
名前を勝手に「富士助」とつけました。
私の数少ない趣味の中に、歴史に現代を重ねて
思いを巡らすことがあります。
ある場所に訪れて、
「数百年前はどんな感じだったのだろう？」
と想像すると、ワクワクしてくるのです。
その場所は、史跡や名称でなくても構いません。
例えば、江戸時代の地図を見ながら、今の我が家のマンションに
何があったか確認するだけでも良いのです。
その思いを巡らすお気にいりの場所の一つが、日本橋の上。
今の日本橋は、上に高速道路が走り、情緒がありませんが
昔の日本橋は、こんなふうに富士山を眺める人がいたんですね。
今度、日本橋の地下を歩くことがあったら、
ちょっと足を止めて、江戸時代の庶民の生活を
覗いてみてください。
そして、富士助を探してみてください。
現代人も富士山の世界遺産の登録に胸をおどらせています。
いつの時代も、富士山はあこがれの対象なのですね。
