いつから中学受験の準備をしたらいいの? | 1週間で勝手に勉強する子供に変わる、親勉!

1週間で勝手に勉強する子供に変わる、親勉!

東京で全国から参加されるお母さん方に
『1週間で勝手に勉強する子供に変わる、楽しい家庭学習 親勉』を
お伝えしています。


一週間で勝手に勉強する子供に変わる、
楽しい家庭学習 母勉プロデューサー
小室尚子です。


「中学受験をするならば、四年生から進学塾に行かないと」
と思われるのが一般的ですが、
私は「5年生の2月からでも十分間に合う。
むしろこの頃から行った方が良い」と考えています。

そう考えるには、二つの理由があります。
第一に4年生が、週2回8時近くまで塾通いするのに、
抵抗があること。

そして第二に、受験勉強期間が三年もあるのは、
親も子も精神的にも体力的にも金銭的にも非常に負担になる、
と言うことからです。


4年生から通っても5年生から通っても、あまり成績は
変わりありません。

前にもお話しましたが、中学受験をする生徒は学校の勉強が
出来ない層のお子さんはいません。

みんながみんな勉強が出来るという大前提の中で
競争しているので、一年前の4年生から入った生徒が、
特別インターバルがある訳ではないのです。

最初の2~3ヶ月は差異もあるでしょうが、それはすぐに
追い付きます。
だから、4年生から入れる必要は全くありません。

ただ5年生から入ると、社会だけは苦労します。

なぜなら、進学塾では、日本地図を4年生で、
歴史を5年生で、公民を6年生の夏までに、終わらせる
カリキュラムになっているから
です。

もしお子さんが5年生に入塾したら、大袈裟に言えば
一度も日本地図をやらずに、入試を迎えることに
なってしまうのです。

「大変! やっぱり4年生から塾に行かせないと!」
と思われた方、大丈夫です。

そのあたりは、家庭学習で補えます。

娘は5年生から早稲田アカデミーにお世話になりましたが、
入塾当初から社会はずっと偏差値65以上をキープしていました。


それまで、カルタ学習しかやらせていませんでしたが、
それで十分対応出来ました。
4年生から通塾している生徒よりも、圧倒的に出来ました。
だから一年遅れで入塾し、日本地図を進学塾で学ばなくとも、
全く問題はありませんでした。


これは、たまたま娘がラッキーだった訳ではありません。
私がはじめからそうなるように狙っていたことです。

「社会は、ここまで覚えていたら、絶対に進学塾でも上位がとれる」
と把握していたのです。
そこを目指し、低学年のころからずっと社会に触れさせてきた
継続の賜物
なのです。


結論です。
進学塾に通うのは、5年生からでも大丈夫です。
但し、社会だけは家庭学習をすすめること。

それは十分カルタで補えます。