一週間で勝手に勉強する子供に変わる、
楽しい家庭学習 母勉プロデューサー
小室尚子です。
「勉強が出来るようになりたい」と思っているお子さんは、
どんなお子さんだと思いますか?
「出来るようになりたい」と思っているのは、
「勉強が出来る子」ではありません。
「勉強って楽しい」と感じられるお子さんなのです。
だから、今は成績は悪くとも、ご自身が「楽しい」と思えているなら、
結果は必ずついてきます。
今日お姉さんのお迎えについてきた3才児。
教室で私の顔を見るなり、「がんばります!」と宣言しました。
まだTerakoya生ではありませんが、
「来年からTerakoyaに行こうね」とお母様がお話しているようで、
今からとても張り切っています。
この3才さんのお姉さんが、上手に勉強にはまっているのです。
水溜まりを見ては「富山県みたい」と地理にたとえ、
「持統天皇の百人一首の句が好き」と言い、
「今日は星座がよく見える」と私にメールで教えてくれます。
楽しく勉強しているお姉さんの良い影響で、3才さんも
「自分もやってみたい」と思っているようです。
既に百人一首を口ずさむ、なかなかの強者です(笑)。
当然のことながら3才の幼児が勉強が出来るわけがなく、
それでも「やってみたい。出来るようになりたい」と思うのは、
単純に勉強が楽しいからです。
知識を得ること=楽しいことだと分かるようになると、
幼児でも見える景色が変わってきます。
百人一首や県名が会話に出るようになり、人生が彩られてきます。
だからこそ「勉強が出来るようになりたい」と思うようになるのです。
勉強って楽しいですよ
「伊能忠敬は、明治時代に活躍した」
と間違えて答えた一年生に、
「伊能忠敬は、日本地図を作った人だよね。
明治時代には鉄道が出来ていたから、
伊能忠敬は汽車に乗って測量したのかな?」
と聞くと
「間違えた~ 江戸だった~ 歩いて日本地図作った人だった~」
と答える一年生。
とても良い笑顔をしています。
この笑顔が、勉強の本当の楽しさをあらわしています。