この経過報告は、多くの方の参考になると思います。報告いただき本当に感謝いたします。不登校を本当に治せるのは、コンプリメントトレーニング以外にはないのです。

 

実証研究20年、エビデンスのある本物の支援と考えています。年中無休の電話相談は、トレーニングが終了していても受けることができます。それも時間帯内であれば1日何度でもokです。

 

日本中の不登校を治したいのです。再登校は、不登校を治す一歩に過ぎません。登校してからのストレスを解決処理する力を育てて初めて不登校が治ったと言えます。この力は親が身に付けます。24時間子どものそばにいる親がコンプリメントの力を付ければ、子どもは大きく変わります。コンプリメントトレーニングは、親へのトレーニングです。

 

【学年】 小4男子
【トレーニング】トレーニング215日目(120日修了)
【状況】小3の2学期から五月雨登校→10月別室登校→不登校→10月コンプリメント開始→12月本格的に教室登校復帰(車送迎)→3学期から歩いて教室登校→小4の1学期歩いて教室登校
【ご報告】
森田先生
お世話になっております。
午前、午後と電話相談ありがとうございました。焦るとすぐ電話させてもらっています。まとめた相談、メモもたくさんたまってきました。
小4三男の成長にとても驚きましたので報告します。
小4になり、1学期は熱で2日休んだのみでしたが、先週から休みたい休みたい「勉強がいや」と言っていました。そして終業式前の今日、朝ごはんも食べず、初めて休むことに。前日のトランプも拒否でした。「休むなら学校タイム、土日はゲームなしだよ」と言うと反発され、「4時間目から行く」と。私はそのまま仕事へ行きました。
これで良かったのか分からず、電話相談すると「ここまで相当がんばってきて疲れはてているんだから、休む時はドンと構えてゆっくり休ませる。ゲームなしとか条件つけない」との回答で「あと2日、なんとか行かせたい…」という親の欲が前面に出ていたことに気付き凹みました。
それでも「4時間目から行くと自分で決めたのなら放っておく」と言われたので家に電話するなどの余計なことはせず仕事に戻りました。
相談後、お昼休みに帰宅した時、きっと登校せず家にいるだろう息子に何て声をかけようか考えていましたが、帰宅すると息子、本当に登校していました。祖母がいてくれて時間になったので一度だけ声をかけたところ「自分のタイミングで行く」と言い、「一緒に行こうか?」と聞いたらしいのですが「一人で行く」と言って登校していったとのことでした。
しかも仲の良い中学生のお兄ちゃんは終業式で、帰ってきたタイミングで、です。今度はビックリしてまた電話させていただきました。
帰ってきたら「自信の水がたまってきているね」と伝えてお祝いしたいと思います。お母さんはとっても嬉しいです。

昨年の今頃初めて「先生が怖い」と言って休みました。まだコンプリメントを知らなかった私は「休むなんてダメ。今日だけだからね。しっかり宿題していかないあなたが悪い。ちゃんとやんなさい。」「授業中ねりけしで遊ぶからだ。やめたら」などと叱責していました。夏休みで気持ちを切り替えてくれたらと思い声もかけず放っていましたが2学期からは冒頭の【状況】のとおりです。

トレーニング修了後は4人子どもがいますので、手帳に4人分、リソースをメモしていましたが、今年の夏休みはさらに三男に力をつけてあげられるよう、再トレに申し込みました。私が変われるようがんばりたいと思います。

また嬉しいことに他の3人の子も4月からメキメキ力をつけています。不安定になった時も私がドンと構えていられたので自分で乗り越え、色々なことにチャレンジしています。「大変だね」しか言ってません。むしろこの言葉だけ連呼してました。今までどれだけ余計なことを言っていたのかと実感しています。4番目の子は一年中同じ服を着るというこだわりがありましたが今はおしゃれを楽しんでいます。

夫の弟は小学校低学年に不登校となりひきこもっています。当初は叱り、殴り、引きずってでも学校へ行かせたそうです。最初の理由は三男と同じ「先生が怖い」でした。今はゲームと漫画を与えてそっとしているようです。彼は20代後半の時、夫に小学生の頃の喧嘩の話をぶり返して言ってきたそうで、もちろん夫は記憶になく意味が分からなかったと言っていました。先日のzoom会議で先生が言われていた、不登校だとそこで成長が止まるとはこういうことだと思います。どんなにゲームや漫画を読んでも本人の体験とはならないのですね。

 私には子どもが赤ちゃんの頃からいつもこのことが頭の中にあり、子どもが行き渋るのは遺伝ではないか、不登校になるのではと不安で仕方ありませんでした。
今では親の接し方による負の連鎖はここで経ち切るという前向きな気持ちでいられます。否定する、げんこつする、細かいことに過干渉、怒鳴るという負の連鎖、夫と変わっていこうと話しています。(そういう夫も三男が不登校になってからひたすらゲームにのめりこんでいました。放っていましたが最近「おれ子どもと遊んだりもせずにゲームして何してるんだろうって思った」と言い、ようやく家族がまとまってきた気がします。)
 私自身は愛は感じていましたが今ならネグレクトに近いくらい母に放っておかれて育ったために、なぜ子どもたちがこんなにお母さんお母さん近寄ってくるのか、どう接したらいいのか分からず、「なんで一人で遊ばないの??放っておいてよ!勝手に育ってよ!」とイライラしていました。自分自身が変わるのに60日のトレーニングは必要で、愛顔愛語の裏で、朝一人洗濯前の服が入ったカゴに頭を突っ込んで「消えたい…」と言っていました。それがちょうど60日頃でした。私の心のコップが大きくなる前の一番苦しい時だったんだなと思います。

長くなりました。ひと山ひと山越えながら子どもたちの成長を見守りたいと思います。
コンプリメントに本当に感謝しています。

 

 

 

不登校と発達障害支援のコンプリメントトレーニングは、商標登録しています。知的財産であり、どなたへも論の使用承諾はしておりません。

 

本ブログは森田直樹先生「KIDSカウンセリング寺子屋・所長のひとりごと」からご許可をいただき、コンプリメント親の会有志により再編したものです。

 

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